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2025-04-24

JTOのrhythmが観戦無料のプロデュース大会(4・25船堀)をPR。自身は1111の持つタッグ王座に挑戦、各カードの見どころ紹介も【週刊プロレス】

23日、都内・浜町のベースボール・マガジン社をJTOのrhythm(リズム)が来社。2日後にタワーホール船堀で開催される自身のプロデュース大会をPR、さらに各試合の見どころも語った。


rhythm カードも7試合全部自分で考えたもので、プロデュース大会になりますね。去年やったデビュー5周年記念大会は今回と同じタワーホール船堀で、だけど今回とは違って主に自分のためにやった大会だったので今回はもっと幅を大きくさせて。プロレスを見たことがない人にもプロレスの面白さを知ってもらいたいっていうのが主なコンセプトですね。なので無料にして、会場も大きくして700人くらい入ります。

――そこまで規模が前回と変わるんですね。

rhythm いまやっと600人くらいなんですよ。だからあと100人当日入れば満員御礼ってかんじです。

――そして同大会でご自身はタッグベルトに挑戦します。

rhythm あかねさんとは以前デスマッチをやって、そこで絆が芽生えたんですよ。

――ただ今回のルールはデスマッチではないですよね。

rhythm そうです。普通のプロレスのルールで。でもJTOのプロレスをこの大会では見せたいので、JTOのタッグ屋だからこそ光ってるベルト…1111だからこそベルトに挑戦して、うちらがより光らせてやろうって気持ちです。

――王者組・1111(柳川澄樺&神姫楽ミサ)にはどういった印象を持っていますか?

rhythm 自分の直属の後輩なんですけど、デビューした時からずっと2人は一緒にいて。タッグ歴で言ったらもう5年目なので、連係とかは他のタッグチームとかよりは並外れてるんじゃないかなって。逆に自分は初めてあかねさんと組むので、そこらへんのタッグ力と個の強さがぶつかるかなと。

――個々の強さでベルトを取ろうと。

rhythm はい。パートナーとはいえ傷をつけ合った同士、お互い強さは分かってると思うので。

――藤田選手と戴冠となれば他団体でも防衛戦ができそうです。

rhythm そうなんですよ。自分がいま目をつけてるのはPURE-JさんのCREAKARI(久令愛&AKARI)で。同期なのと、さらに最近久令愛と当たることが多いので。そこともできればなって思ってます。

――他のカードに関してはいかがですか?

rhythm 大事なのが十文字アキラ&日高郁人vs前口大尊&高橋幸光。ここは十文字のやりたいハードヒットな闘いなのと、前口大尊はrhythmと地元がめちゃめちゃ近い。なので地元民としては応援しちゃうけど、もんじには勝ってほしいなって。しかも直近で負けちゃってるみたいなので、前口さんに。あともうひとつはARA&赤間“AKM”直哉&阿部行洋vs夕張源太&IBUKI&ヒロ飯島。ここはARAさんと阿部さんとヒロ飯島が江戸川区のどこぞかの中学で同級生だったんですよ。休み時間とかにプロレスごっこをしてたんですけど、別々の道に行って…まさか38歳になって同じリングに立つとは、ってかんじです。夢のあるカードになりました。20何年ぶりのプロレスごっこはどんなかんじになるのかなって。

――それはホントに夢がありますね。

rhythm あとは稲葉ともか&Aoi vs稲葉あずさ&米山香織。今回の大会のコンセプトが「老若男女問わずインタレスティングでファニーなプロレスを」で。コミカルな面白さとテクニカルな面白さ…各試合で違った面白さを見出せるかなって思ってるなかで、米山さんはやっぱりコミカルな、プロレスを知らない人からしても面白い試合をしてくれるって思っているので。他のJTOのメンバーとは各々関わりがあるとかないとか…ってかんじで。

――女子の試合はそのふたつだけなんですね。rhythm選手のプロデュース大会なので女子の試合が多いのかなと思っていました。

rhythm 自分が男子プロレスしか見てこなかったので(笑)。やりたいとか見たいってプロレスが全部男子なんですよね。だからちょっと玄人向けというか、女子っぽくない対戦カードになっちゃって。

――ただ無料の大会なので、女子に焦点を置かずにいろんなカードがある方が楽しめるのかなと。

rhythm ですよね。ファイヤーたちの6人タッグ(ファイヤー勝巳&ボンバータツヤ&ユーク・カガトビvsガイア・ホックス&橋之介&瀧澤晃頼)にはジュニアらしい試合をしてもらって、KEITAたちの試合(KEITA&MIYAMASA vsヤス・ウラノ&PSYCHO)は巧みな2人がいるので技術的な面白さを見せてくれたらなっていうのと。サンダーの試合(サンダー誠己vs宮本裕向)では大きい大人たちがぶつかり合って。年齢的にも経験値的にも宮本さんの方が全然上なんですけど、サンダーがどこまでやれるか気になりますね。

――ちなみにプロデュース大会自体は今回で何回目ですか…?

rhythm 4回目になりますよ。道場マッチとかでもやってて。過去3回は「Milk Dipper」っていって、七星とタッグ組んでやってたので。rhythm単体では初めての興行にはなります。

――超満員になることで次につながりそうですね。

rhythm そうなんです。前回のrhythm5周年の時も同じ会場でやらせてもらってるんですけど、その時は小ホールで200人規模だったんですね。ただその時は満員になったので、今回は無料だし、700人満員目指したいなって思ってます。

――ちなみにもっと大きな場所でやりたいなどの願望はありますか?

rhythm 最終目標にしてるのが、これはデビュー当時から言ってるんですけど、rhythmが病弱だったこともあって、小児病棟…病院の中庭でプロレスをやりたいと思ってて。最終目標はそこなので、そこに向けてちょっとずつできることを増やして、色んなことをやってみて。最終的には病院でやりたいなって思ってます。

――大きな夢です。

rhythm 病院でプロレスはたぶん初めてじゃないですかね(笑)。6メートル四方が置けさえすればプロレスはできるので。過去に入院してる時にプロレスを見て勇気とか元気とか希望をもらったので、それを生で実感してもらいたいなって。今度は私が届ける番になりたいんです。

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