「心配です」WWE・NXT武者修行中の稲村愛輝が失踪中のマサ北宮について言及【週刊プロレス】

WWE・NXTに武者修行中のNOAH稲村愛輝が失踪中のマサ北宮について言及した。

北宮はNOAH6・21大阪大会で藤田和之とシングルで対戦したが敗北。試合後に「マサ北宮を見つめ直すときが今なのかもしれない」と語った。

NOAHは北宮から「自分を見つめ直す時間がほしい」との要望があったため、翌6・22名古屋大会からの欠場を発表し「本人が納得するまで無期限欠場。北宮選手を信じて帰りを待つつもりですが…」と“失踪中”であることを明かした。

北宮は25～29日に自身のXで巌流島を訪問する姿を配信。宮本武蔵vs佐々木小次郎の銅像を見つめる姿もポストした。巌流島と言えば、師匠のマサ斎藤さんが1987年10月4日、アントニオ猪木と2時間5分14秒の大死闘を繰り広げた地だ。

30日以降はXをポストすることもなくNOAH7・12横浜＆7・13高崎大会のカードに名前はなし。「プロレスリング・ノア25周年記念大会 NEW DEPARTURE day1」7・19後楽園大会ではTEAM2000Xが“X”を投入するが…。

稲村はWWE・NXTのビッグマッチ「グレート・アメリカン・バッシュ2025」7・12アトランタ大会でNXT王者のオバ・フェミに挑戦が決定。合同メディアインタビューを受け、その中で先輩の北宮にもついて聞かれた。

稲村は北宮の状況を把握しており「連絡しようかなって思ったんですけど、見つめ直してるのに連絡をしない方がいいかなって連絡しませんでした。心配です。だって言わば自分から欠場を申し出たってことですよね。時差があるんで、起きて携帯を見て、えっ!?って思って。最初は大きいケガでもしたのかなって思ったんですけど…。逐一、SNSで見てはいるんで。追っていきたいと思います」と語った。

稲村にとって北宮は新弟子時代からプロレスのイロハを叩き込んでくれた先輩であり、2019年11月には自身初となるタイトルマッチ挑戦でパートナーを務めた“兄貴分”だ。太平洋を隔てたアメリカ・フロリダ州オーランドの地にいる後輩の稲村を安心させるためにも、北宮の戦線復帰が待たれている。

なお、稲村がNXT王座に挑戦するWWE・NXTのビッグマッチ「グレート・アメリカン・バッシュ2025」7・12アトランタ大会は日本時間7月13日（日）午前4時よりABEMAプレミアムで中継される。日本語実況つき。ABEMAプレミアム会員なら見逃し配信もあり。