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2026-05-03

松井珠紗はなぜ、退団を決めた林下詩美との初シングルを直訴したのか。マリーゴールド激動も…「ダークネスに任せてください」【週刊プロレス】

5・3錦糸町大会で、同期・詩美との初シングルに臨む松井珠紗

激動のマリーゴールドに何を思うのか。5月1日更新のロッシー小川代表、5月2日更新のマリーゴールド・ワールド王者・青野未来に続いて、現ツインスター(タッグ王座)王者の一人であり、旗揚げメンバーでもある松井珠紗に団体の現在を聞く。

マリーゴールド唯一のユニット「ダークネス・レボリューション」のメンバーでもある松井は、激震が続く状況においても変わらぬ存在感を発揮するダークネス・レボリューションに自信を深める。その一方で5・23東京・大田区総合体育館の退団を決めた2018年デビューの同期、林下詩美に対しては別れの寂しさを素直に口にする一方で「エースだったって自信もって言えるんですかね?」という問いかけも。5・3東京・錦糸町大会では初シングルが実現。松井が小川代表に直訴する形で実現した闘いを通じて「後悔してほしいです、辞めるって言ったの」というサイコスピードは、激動やまぬマリーゴールドで「一番明るいウチらがマリーゴールドを盛り上げるんで。なんの心配もせずに見に来てください」と不敵に笑った。
“サイコスピード”松井珠紗
――岩谷麻優選手が足の親指骨折、ビクトリア弓月選手が右ヒザ前十字靭帯損傷で戦線離脱。勇気みなみ選手が4月20日付、林下詩美選手が5月23日大田区で退団。マリーゴールドに逆風が吹き荒れています。

松井「吹き荒れてますねぇ」

――現タッグ王者であり、旗揚げメンバーとしては現状をどう受け止めてますか?

松井「仕方ない部分はあるんじゃないですか。ケガもしたくてしたわけじゃないでしょうし、退団発表がいまになちゃったのも仕方ないことなんで。それに悲観しても仕方ないから。ピンチはチャンスじゃないですけど、そうとらえてやるしかないですよね」

――ピンチはチャンスと言いますが、前向きになるのもなかなか厳しい状況のような…。

松井「でも私はそう思いますよ」

――旗揚げから5月で3周年。これだけいろんなことが重なるのもなかったのかなと。

松井「全部4月(の出来事)か。嫌ですけど、話題がないよりは。(話題が)何かしらなきゃって思うので。小川さんじゃないですけど、どこまでもポジティブにとらえるしかない。そのへんは考え方似てると思うので」

――現実問題、戦力が手薄に。ここで自分が飛び出てやるという気持ちは?

松井「私であり、我々ダークネス・レボリューションが。我々はケガなく元気に暴れてるんでね」

――腕を痛めようと、飛び技食らって唇から大流血しようと…。

松井「坊主になろうとね(笑)。ダークネスって頼もしいなってあらためて思いますよ。今こそダークネス・レボリューションにマリーゴールドの未来を託してもらう時なんじゃないかなって」
6人王座決定トーナメント1回戦(2・7八王子)で松井は詩美から直接勝利を挙げた
――2018年デビューの同期、詩美選手の離脱に関しては?

松井「早いよ、見切るのがって思いましたけどね」

――どういう意味ですか?

松井「悔しい部分とかいっぱいあったかとは思います。私、詩美のことすごいなとはいつも思ってます。だけど、詩美も私もある程度キャリア積んできたからわかると思うんだけど、(辞めて)こんなチャンスが回ってくると思うなよと。こんなお膳立てしてもらえると思うなよと思いますけどね。ハングリーなことはいいかもしれないけど、早いよって」

――まだ何も成し遂げてないだろうと?

松井「だって詩美の時代ありました?」

――旗揚げ時からエースの期待をかけられ、マリーゴールド最高峰王座ワールドのベルトも巻きましたが…。

松井「でも、時代ってそういうことじゃないですよね。創れてないじゃないですか、もう少しだったと思うんですけど。自分(松井)がいけって思われるかもしれないけど、ファンも詩美(に期待していた)だったと思いますよ。」

――詩美選手自身もエースになると宣言していました。

松井「エースだったって自信もって言えるんですかね? 確かに詩美にしか出来ないすごい試合はたくさんあったけど、エースってなんでしょう?」

――林下詩美としてもっと上にいくための決断だと話していました。

松井「団体ごと引き上げる気はなかったってことですね。でも……一番はシンプルに寂しいですよ、いなくなっちゃうことは。ただただ寂しい」

――5・3錦糸町大会で詩美vs松井、初シングルが組まれました。

松井「私が熱望したカードです」

――あ、そうなんですか。

松井「ふふふ。小川さんに、どうしてもやりたいって。私、詩美とシングル1回もやってないので。旗揚げしてから、あんま試合でもかかわってこなかったし」

――タッグとか6人タッグでやり合うぐらいでしたよね?

松井「あんま印象ないですよね。リーグ戦も別(ブロック)だったので。やりたいって、初めて小川さんに言ったカードです」

――その試合で何を見せたい、もしくは何を伝えたいですか?

松井「後悔してほしいです、辞めるって言ったの」

――勝敗的な意味合いだけではなく?

松井「私がいるのに辞めることを。勝敗的な部分もそうだし、心から折っていきたい」

――退団を決意した詩美選手の心を折ると?

松井「そういうこと」
ダークネス・レボリューション。前列右から松井、CHIAKI。後列右からレア、野崎
――旗揚げ2周年記念興行5・23大田区で詩美選手が退団。3年目に突入するマリーゴールドに関して?

松井「なんだろうな、ダークネスっぽくないんだけど、明るくいたいっすね。林下詩美が抜けようとなんだろうと。めっちゃ暗いんですよ、マリーゴールドの若手」

――今回の逆風で?

松井「もっと自分が自分がって、みんな明るくポジティブにすればいいのに。私はそうありたいので、ダークネスだけど(笑)」

――マリーゴールドのエースのイスが空きますが?

松井「ぽっかり空きますね」

――そこに座るのが松井珠紗でもいいわけですよね?

松井「もちろん。何かがあったら、変わればいいんですよ、より上に」

――ネガティブになりがちですが?

松井「そのネガティブをポジティブに変えられるのがプロレスじゃないですか。安心してダークネス・レボリューションを見に来てほしいですね。マリーゴールドで一番明るいウチらが、マリーゴールドを盛り上げるんで。なんの心配もせずに見に来てください。ダークネス・レボリューションにマリーゴールド任せてください」
マリーゴールド旗揚げ2周年記念5・23大田区のポスター
「MARIGOLD SHINE FOREVER 2026」
★5月3日(日)東京・錦糸町マルイビル8階イベントホール(13:00)
▼林下詩美vs松井珠紗

「マリーゴールド2周年記念大会」
★5月23日(土)東京・大田区総合体育館(14:30)
【決定カード】
▼ツインスター選手権試合(30分1本勝負)
〈王者組〉松井珠紗&CHIAKI  vs 後藤智香&天麗皇希〈挑戦者組〉
※第6代王者組7度目の防衛戦
▼New generation rival showdown
山岡聖怜vs暁千華
【チケット】
https://dsf-marigold.com/event/260523/

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