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2026-05-08

【陸上】アジア大会のメイン会場・パロマ瑞穂スタジアムで愛知県高校名南・名北支部予選が開催

リレー種目は4種目すべてで中京大中京高が優勝。男子4×100mR(写真)は40秒70で制した(写真/石井安里)

愛知県高校総体の名南・名北支部予選は5月3~5日の3日間、パロマ瑞穂スタジアムで開催された(投てき種目はパロマ瑞穂北陸上競技場を使用)。同スタジアムは2021年度から改築工事に入り、今春に新装したばかり。陸上の競技会での使用は2試合目となった。今年6月の日本選手権、そして9月のアジア大会のメイン会場となるスタジアムで、高校生アスリートが滋賀インターハイへの第一関門に挑んだ。

滋賀インターハイに向け、支部大会から好記録

小学生時代に、旧競技場で走ったことがあるという女子短距離の布施一葉(中京大中京高3年)は、「以前のパロマとはまったく違う雰囲気で、初めて来たような感覚でした。いざスタートラインに立つと緊張しましたが、支部予選からアジア大会の会場で走れることはとても良い経験です」と話した。トラックについては、「弾む感じがある。反発をもらえて走りやすい」といった声が各選手から聞かれた。

名古屋市内の学校が南北に分かれて戦うこの支部予選には、滋賀インターハイで優勝や上位入賞を狙う選手、チームが多く出場。決勝が行われた夕方にコンディションに恵まれない日もあったが、名南支部で延べ8つ、名北支部では延べ4つの大会記録が誕生した。

名南支部では、男子円盤投で全国制覇を目指す藤井勇介(名古屋大谷高3年)が、51m92の県高校記録を樹立。学校対抗得点では男女とも中京大中京高が圧勝、リレー種目もすべて制した。男子4×100mRではシーズンベストや大会記録に届かなかったものの、40秒70で優勝。2走の鳥山流生(3年)は個人の100mを3本走った後でのレースとなったが、「中間疾走も伸びた感じがあったし、結構走れたと思います」と好走を見せた。今季は全国制覇と、同校の先輩たちが持つ東海高校記録(39秒79)の更新を目標に掲げる。1走の古賀悠透(3年)は、「バトンパスをもっと完璧にして、個人の走力も上げていきたい。県総体では39秒台を出したい」と次戦を見据えた。

インターハイで2連覇中の女子4×100mRは、46秒70で1位。各選手とも記録には納得しておらず、アンカーの八代理衣(2年)は、「県までに走力もバトンパスの精度も上げたい」と語った。また、1・2年時に全国優勝メンバーである3走の布施は、「同じ3年生の高崎(生愛)とチームを引っ張って、今まで走ってくれた先輩方のためにも3連覇したい」と、強い決意を持って臨んでいる。女子はこのほか、4×400mRで3分46秒81の大会新。三段跳では中学最高記録保持者の祖父江由佳(1年)が、風邪からの回復直後ながら11m77(-0.4)と大会記録を塗り替えた。

名北支部では、セントンゴシャリフ大駕(至学館高3年)が男子110mH、400mH、4×400mRの三冠を獲得した。110mHでは目標の13秒台に届かなかったが、大会新の14秒08(+0.6)をマーク。「前半から中盤にかけての走りが持ち味。目標はインターハイ優勝です」と意気込んでいる。

各支部予選を勝ち上がった選手、チームは、同会場で5月22~24日に行われる県高校総体に出場する。

文・写真/石井安里

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