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2026-06-14

【陸上】大学駅伝二冠の姉を持つ本間栞と箱根駅伝MVPの兄を持つ黒田六花がIH東北大会の女子1500mで激突

東北総体の女子1500m決勝で競り合う黒田(右)と本間(左)

6月12日から15日までの4日間、宮城県・キューアンドエースタジアムみやぎで行われているインターハイの東北地区予選会。2日目の13日には、女子1500m決勝が行われ、本間栞(山形中央高3年・山形)が4分25秒27で優勝した。2位は井上佳奈(山形城北高2年・山形)で4分26秒37、3位は黒田六花(仙台育英高3年・宮城)で4分26秒59だった。

本間の姉は城西大で全日本大学女子駅伝と富士山女子駅伝の優勝メンバーとなった本間香(2年)で、黒田の兄は箱根駅伝MVPおよびシン・山の神として青学大を2連覇に導いた黒田朝日(現・GMOインターネットグループ)だ。

大学駅伝のスターを姉と兄に持つ二人は、12日の予選で井上が1組、黒田が3組を共にトップ通過。13日の決勝は、2年生の井上が先頭を引っ張り、黒田と本間が背後につく展開に。昨年東北覇者の黒田が最初に仕掛けたが、ラスト300m付近で本間と井上がスピードアップし、最後の直線の手前で本間がもう一段階ギアを上げると、2人を引き離してトップでフィニッシュ。本間はレース後、「自分が理想としていたプランで走ることができました」と笑顔を見せた。

本間は昨年のインターハイで800mと1500mに出場したが、予選で敗退。今年は「インターハイは決勝に出場することを大前提に、入賞を目標にします」と語った。思い描くのは大学で急成長を遂げた姉・香の姿だ。山形中央高3年時のインターハイで予選敗退した姉の香は、城西大では全日本・富士山で区間賞を獲得する選手に。「自分もいつか(姉を)越えたい」を同じ成長曲線をたどるつもりだ。


本間がトップでフィニッシュ(中央)

3位に終わった黒田は、「ラスト400mで(位置取り的に前に)出ちゃったので行くしかないと思い、そこで一回ペースを上げることができたのですが、その結果、ラストが持たなかったです」と、意図したレースができなかったことを悔やんだ。ただ、「走り終わった時点で課題が見えている状態なので、悔しいけれどやるしかない」とレース後はすでに前を向いていた。インターハイで掲げるのは、日本人トップだ。兄の黒田朝日も玉野光南高(岡山)3年時に3000mSCで成し遂げている。

偉大な姉と兄を追う2人は、それぞれの目標を掲げて滋賀インターハイに向かう。

写真/高野 徹、文/内田麻衣子

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