
※2021年のテーマを書いたボードを手に、理由を説明する各選手(左から鈴木、池江、瀬戸、坂井)
写真◎スイミング・マガジン
9月4日、東京都内のホテルにて、2021年7月16~29日の日程で開催される福岡世界選手権の大会組織委員会設立総会と記者会見が行なわれた。
2001年以来、20年ぶりの開催となる福岡での世界選手権。前回は、ショーアップも含めその後の世界選手権におけるモデルケースとなった大会で、今大会はソーシャルメディアやIT技術の発達した今の社会を反映し、観客がより楽しめる環境を整えた大会運営を目指すという。
記者会見には、先日のアジア大会で6冠に輝いた池江璃花子(ルネサンス/淑徳巣鴨高3年)と2個の金メダルを獲得した瀬戸大也(ANA)をはじめ、福岡出身の五輪メダリスト、鈴木聡美(ミキハウス)と坂井聖人(セイコー)が出席。少し先のことだが、各選手は「未来」をお題に、2021年の自分のテーマを以下のようにあげ、抱負を語った。
鈴木「集大成/自分が30歳になる年で、文字どおりの集大成となる“もってこい”の時期思うので、少しでも良いメダルを手に入れたいと思います」
池江「New IKEE RIKAKO/今は、どの選手も東京五輪に全力で向かっていますが、自分も東京五輪を終えて、新たなスタートを切る年なので、頑張りたいと思います」
瀬戸「未来に導くパイロット/自分は東京で一区切りと思ってやっているので、2021年に選手として関わるかどうかわかりませんが、仮に選手でなくても、何かしらの形で大会に関われればと思います。もしかしたら選手として目指しているかもしれませんが」
坂井「福岡を水泳王国に/自分の中では2020年よりも強い思いがあります。せっかく地元で行なわれるので、水泳をやっている子供たちはもちろん、そうでない人たちにも水泳を好きになってもらえるよう、金メダルを獲りたいと思います」

組織委員会委員長には日本水泳連盟の青木剛会長(前列左から2人目)が就任。設立総会、記者会見にはスポーツ庁の鈴木大地長官、世界水泳連盟のコーネル・マルクレスク会長(後列左から2人目、3人目)も出席した
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