2年連続での夏の甲子園出場となる北照。春季大会の小樽地区代表決定戦で敗れたのち、朝、昼、晩の3部構成で取り組んだ3週間の強化合宿が、夏の南北海道大会連覇へとつながった。
8月11日の第3試合中京学院大中京(岐阜)戦で、過去4回の出場で果たせなかった夏1勝を目指す。
写真◎ベースボール・クリニック
昨年、5年ぶりの甲子園出場への後押しとなったのが、4月から導入した「メンタルビジョントレーニング」だった。
チームの打撃のテーマとして「アウトコースのボールの見極め」を掲げていたが、主力を含めて試合ではできない選手が多かった。上林弘樹監督が選手の打席での動きを観察していると、頭を動かして投球を追っていたり、際どいコースを見極めようとするほど覗き込むような姿勢になっていることに気づいた。
上林監督は、これらの原因は技術ではなく目ではないかと考え、目のトレーニングの導入を決めた。
トレーニングの内容は、左右、上下、斜めに広げた両手の親指に素早く交互に焦点を合わせたり、紙の中心に描かれているマークに焦点を合わせながらその周辺の文字を読み取る、同時に投げられた2つのボールを捕る、など(写真参照)。
ビジョントレーニングメガネ「Visionup」を着用して、バドミントンのシャトル打ちを行うこともある。
こうしたトレーニングを重ねて、頭を動かさず目だけでボールを追えるようになったほか、焦点の周辺の動きなどもとらえられるようになったという。
「1点だけに集中する見方をすると肩に力が入り、視野は狭くなります。投球を頭で追うのはそうした状態だったことが分かりました。トレーニングを取り入れる前は、全体的に眼球が動きづらく、視野が狭い状態だったのだと考えられます。
1点を見ながらも、その周りまで把握する周辺視を生かした見方を体得することで、打撃では投球の見方が変わります。打つ姿勢がリラックスして崩れないようになると、ボールの見極めが利くようになりました」(上林監督)
目の能力を鍛えることで、打席に臨む精神状態も変わってくる。
打つ、投げるといった技術練習に偏りがちな中で、基礎となる体の使い方まで意識したトレーニングを行っていることこそが、北照の強みでもある。
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