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2019-12-15

【中学駅伝】女子は初出場の六ツ美北、男子は市貝がともに初優勝

12月15日(日)に滋賀県希望が丘文化公園芝生ランドにて、全国中学校駅伝が開催され、女子は初出場の六ツ美北(愛知)、男子は16年ぶり3回目の出場となった市貝(栃木)がいずれも初優勝を飾った。

男子優勝の市貝。前回大会4位の三島を県大会で破って出場し、全国の舞台でも力を見せた
撮影/椛本結城(陸上競技マガジン)  

 11時からスタートした女子の部は、浅川(福岡)、樫原(京都)、七尾(石川)、六ツ美北(愛知)が競る展開に。3区で六ツ美北の鈴村愛菜(2年)が区間賞の好走で先頭に躍り出ると、そのまま1位を譲らずに41分43秒でフィニッシュ。初出場の六ツ美北が初優勝を果たした。4区を走ったキャプテンの小山心結(3年)は「メンバーみんな明るくて、きつい練習でも笑顔でやるようなチームだった。ここまでいろいろあったけど、優勝できてうれしい」と喜びを語った。

 続いて12時15分スタートの男子の部は、2連覇を狙う桂(京都)、関東大会優勝の市貝(栃木)、同3位の我孫子(千葉)が6区までに1~3位。市貝(栃木)の横田銀牙(3年)は最後のトラックで我孫子の栁澤匠(3年)を突き放し、57分23秒で初優勝を勝ち取った。1区の薄根大河キャプテン(3年)は「1位でたすきをつなげたかったが、4位だったのは申し訳なかった」と振り返りつつ、「あきらめずにつないでくれた仲間に感謝したい」とチームメートをたたえた。

 大会MVPには女子1区区間賞の戸田彩矢奈(浅川3年)、男子4区区間新の柴田大地(桂3年)が選出された。

全国中学校駅伝女子
優勝 六ツ美北(愛知)
2位 七尾(石川)
3位 浅川(福岡)

全国中学校駅伝男子
優勝 市貝(栃木)
2位 我孫子(千葉)
3位 桂(京都)

初出場、初優勝の六ツ美北
撮影/中野英聡(陸上競技マガジン)

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