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2020-10-29

【全日本大学駅伝】待ちに待った駅伝で青学の4年生はカッコよく戦う。神林勇太と?田圭太が最後の全日本へ

4年生として集大成の全日本大学駅伝に臨む神林勇太(左)と?田圭太(右)



今季、絶好調の?田

 そして神林と共にチームを引っ張ってきたのが同級生の?田圭太だ。ふたりは去年、ニュージーランドに一緒に留学した間柄でもあり、コロナ禍に揺れた2020年、青学大を支えてきた柱だ。

 ?田は今季、絶好調。
 7月のホクレンディスタンスチャレンジ網走大会では5000mで13分37秒96の自己ベストをマークすると、日本インカレでは同種目で8位入賞。そして、10月3日に行われた国士舘記録会では、13分37秒34の青学大記録をマークしている。シーズン当初、日本選手権の参加標準記録(13分42秒00)を目標としていただけに、コロナ禍にもかかわらず、しっかり練習を積めた印象だ。

 神林と同様、?田も去年の全日本ではちょっと苦い記憶がある。7区で先行する東海大に追いついたものの、引き離すほどの余力がなかった。

「追いついた時点で、もう疲れてました(笑)。1年を通していい状態を維持できなかったので、最後のシーズンは体調を管理して、駅伝ではいい走りをしたいですね」

 今年の青学大の4年生は、「カッコよさ」にこだわってきた。もしも、大会がなくなったとしても、あの年の4年生は練習でも限界に向けて頑張ってたな――そんなカッコよさを追求してきた。

 ようやく始まる駅伝。
 神林と?田には、颯爽とした走りを期待したい。

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文/生島淳 写真/中野英聡

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