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2020-12-11

【ボクシング】袴田巌さんに再審を! 支援団体が要請活動

有楽町マリオン前に集まった支援者たち

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 無実を訴え続ける袴田巌さんの支援団体が11日、東京都内で再審議開始を要請する活動を行った。


道行く人々に呼びかける新田会長

 有楽町マリオン前での街宣活動には鈴木宗男・参議院議員も駆けつけ、日本プロボクシング協会からは新田渉世・事務局長(川崎新田ジム会長)が再審を求めてマイクでアピールした。


真部豊・マナベジム会長から要請書が手渡された

 その後支援者たちは二手に分かれ、一方は法務省で中央更生保護審査会に「刑の執行の免除」を求める要請書を提出。他方、最高裁判所に「再審開始決定を直ちに求める要請書」を提出した。


周防監督も熱く訴えかけた

 その後、議員会館で集会。鈴木貴子・衆議院議員、福島みずほ・参議院議員、冤罪をテーマにした問題作『それでもボクはやってない』の監督も務めた周防正行氏、新田会長がスピーチし、袴田さんの無実、冤罪を訴え、あらためて再審開始を呼びかけた。

 明日12日で確定死刑囚となって40年になる袴田さんは、現在84歳。一刻も早い再審決定が望まれる。

ボクシング・マガジン 12月号

取材・写真_山口裕朗

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