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2020-12-27

プレイバック！箱根駅伝2020 ２区 青学大に流れ呼んだ1年生・岸本。東洋大・相澤が驚異の区間新！

陸上競技マガジン編集部

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上級生の実力者たちに気後れする ことなく、素晴らしい走りを見せ た青学大・岸本。1時間07分03 秒という1年生とは思えない好タ イムで、チームに流れを引き寄せた

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2021年1月２日、3日に開催される第97回箱根駅伝の直前に1年前のレースを区間ごとに振り返る。第96回大会は、青山学院大が2年ぶり5回目の総合優勝。出雲の覇者・国学院大、全日本を制した前回王者の東海大を振り切った。2区は青学大1年の岸本大紀がトップに立ち、東洋大の相澤晃が7人抜きでトップに38秒差まで迫った。

相澤（東洋大）、驚異の区間新

　先頭グループはすぐに再編され、7人が横浜の中心街に進んでいく。土方英和（国学大）が引っ張り、有力校がこれにつく。青学大1 年生の岸本大紀も元気だ。後方から学生 No.1といわれる相澤晃（東洋大）が、伊藤達彦（東国大）を引き連れるように順位を上 げていく。相澤は10kmを28分28秒という高速ぶりだった。


学生No.1と言われた東洋大の相澤（左から2人目）が期待通りに2区史上初の1時間5分台で区間記録を更新

　最初の難所、15km手前の権太坂で岸本、土 方、太田智樹（早大）、塩澤稀夕（東海大）の4人に。この争いは終盤の上りまで続き、 結果は岸本が日本人1年生2区最高記録を大幅に更新し、トップで戸塚中継所へ。首位の青学大から4位の国学大までが3秒差で中継する、かつてない混戦に。
　相澤は追撃の手を緩めず7人抜き。“不滅” といわれたメクボ・モグス（2009年／山梨学大）の1時間6分4秒の区間記録を更新する史上初の1時間5分台をマーク。青学大に38秒差に迫った。駒大はここでも伸びず、13位にまで後退した。


表＝箱根駅伝2020 全21チーム２区区間順位
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