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2021-02-06

【プロレス】小橋建太が奇跡の復帰 2007年12月2日、NOAH武道館

敗れはしたものの、ファンの前で完全復活を遂げた小橋建太

腎臓ガンを克服した小橋建太が1年半ぶりに復活のリングに上がった。高山義廣と組み、三沢光晴&秋山準の容赦のない攻撃に力を振り絞った27分7秒だった。

 2006年6月末に腎臓ガンでの長期欠場が発表された小橋建太が2007年12月2日、NOAH武道館大会で奇跡の復帰。1万7000人(超満員)の観衆がその激闘に酔いしれた。

 小橋は特大の「コバシ」コールに迎えられて、リングに帰ってきた。GHCヘビー級王者の三沢光晴と秋山準はまったく容赦せずに厳しくて温かい攻撃で応戦。パートナーの高山善廣は小橋を徹底的にサポートしていき、小橋は自身不在の間、NOAHを守ってきたトップ選手2人を相手にしても、あくまでも勝利を目指していた。

 剛腕ラリアットは2発、ムーンサルト・プレス、決まりはしなかったが奥の手であるバーニングハンマー…。小橋は復帰戦だからと言って中途半端は許せなかった。完全燃焼しなければ闘う意味はない。

 最後は三沢の雪崩式エメラルド・フロウジョンで沈んだ。しかし、小橋は試合に負けて、腎臓ガンに打ち勝った。

「正直、ガンを告知されてから復帰が決まるまでは言葉にできなかったですね。長いとか短いとか、言葉にできなかったです。でも、決まってからは早かった。あきらめることはなかったです。信じてました。自分を信じて、帰ってくるのを信じて待ってくれてるファンのみんながいる限りは、自分もあきらめるわけにいかなかったです。イチからやり直したんだから、またイチから階段を上がっていくだけです。これがゴールじゃないです」

 試合後には復帰できた喜びとともにリスタートを強調していた。小橋建太はまだまだプロレスラーとして生き続けていこうとしていたのだ。
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