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2021-04-09

【アーカイブ】1964年の聖火ランナー全掲載 和歌山県編

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今大会の聖火リレーは8つ目の都道府県となる和歌山県につながれている。1964年大会の聖火リレーでは和歌山県は45名の正走者が聖火をつないだ

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3月25日、福島県からスタートしたTOKYO2020の聖火リレーは、8つ目の都道府県となる和歌山県につながれた。世は新型コロナウイルスとの戦いの途上、それでもオリンピックのシンボルが日本全国、希望の道をつないでいく。

さて57年前、日本で初のオリンピック開催となった1964年東京大会の聖火リレーの全正走者名簿が、当時小社が発行した『スポーツ・マガジン』10月号に掲載されている。

1964年9月9日、鹿児島県、宮崎県、北海道の3カ所からスタート(北海道スタートの聖火は青森県で二手に分かれた)し、10月10日の最終ランナー坂井義則氏まで、その数、全4341人。これはそれなりに貴重な資料だろう。


1964年10月に発行された『スポーツマガジン10月号』の表紙。ここに聖火ランナー(正走者)4341人の全リストが掲載されている


57年前の聖火リレーは4つのコースに分かれて日本国中を巡り、皇居前で一つにまとまって国立競技場まで繋がれた

インターネットという新たな情報伝達ツールが全盛を迎えている今、57年の時を経て改めて、紛れもなく1964東京オリンピックの一部を彩った聖火ランナーたちの名前を、歴史と記録に刻み直すことが当社の使命であると考えた。

今年の聖火リレーが走るタイミングに合わせて、「57年前の聖火ランナー(正走者)」の名前を、都道府県別にリレー方式で刻んでいくこの連載。

第8回目の今回は「和歌山県」。

1964年の当時、第2コースで大阪府から引き継いだ聖火は、スポーツで実績のある16歳から20歳の若者の手により和歌山県北部を西から東に進み、奈良県へと繋がれた。

57年前に和歌山を駆け抜けた聖火ランナーの正走者45名は、こちらだ。
※氏名は『スポーツ・マガジン 10月号』に掲載された情報通りです。


1964年東京オリンピック聖火ランナー
【和歌山県】
1964年9月26日〜27日 第2コース 45名

1 中 俊博
2 田衛島禎介
3 熊谷 正弘
4 坂本 憲二
5 伊永 信之
6 上南 喬司
7 川島 昌清
8 渡辺 治
9 木村 延哉
11 上野山 守
12 長谷 利明
13 山添 利男
14 三尾川行弘
15 茨木 猛士
16 東 勝由
17 美波 良筒
18 森本 富男
19 得津 嘉男
20 尾崎 正利
21 中尾 行雄
22 吉野 伸雄
23 田村 武
24 片山 俊彦
25 楠本 忠
26 松島 浩史
27 梅本 俊平
28 中川 潔
29 大浦 武司
30 中井 利秋
31 石田 旭
32 田端 俊一
33 青木 忠治
34 横貫日出男
35 森田 一雄
36 南 信幸
37 堀内 純
38 大窪 保司
39 宇田 徳
40 辻本 好一
41 丹下 清年
42 井上 正
43 日裏 善雄
44 山崎 法弘
45 富田 隆泉

次回の1964東京五輪聖火ランナー全リストは4月11日に「奈良県編」を掲載予定です。

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