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2021-04-18

【プロレス】武藤敬司がスペース・ローン・ウルフとなって凱旋帰国! 1986年10月9日

11カ月ぶりに帰国した武藤敬司

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 アントニオ猪木vsレオン・スピンクス、前田日明vsドン・中矢・ニールセンの2大異種格闘技戦がおこなわれた1986年10月9日、新日本両国大会に“スペース・ローン・ウルフ”が帰国した。

 テーマ曲は「ファイナル・カウントダウン」。鮮やかな赤や青のカクテル光線が場内に走る中、若手の作った騎馬に、ヘルメット姿の武藤敬司が乗っていた。

 左胸に「610」のロゴが描かれた銀色のジャンパーに濃紺のタイツ。海外武者修行を終えた武藤がセンセーショナルな演出と奇抜な格好で凱旋帰国を果たしたのである。

 スモークまでたかれ、リングインした武藤は「当面の目標」を聞かれると「藤波(辰巳)さんや木村(健吾)さんと闘いたいです!」と威勢よく返答。その後の胴上げではドン荒川の号令によってマットに落とされたが、新しいスターの誕生を予感させるには十分の挨拶だった。

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