【プロレス】NOAHジュニアの人気ユニット「フルスロットル」が電撃分裂! 吉岡世起がYO-HEY＆大原はじめに三行半

　5月2日、NOAHのTVマッチがおこなわれ、ジュニアの人気ユニット「フルスロットル」が電撃分裂した。
　
　試合は小川良成＆HAYATA＆進祐哉vs大原はじめ＆吉岡世起＆YO-HEY。4・29名古屋で吉岡＆YO-HEYが小川＆HAYATAのGHCジュニアヘビー級タッグ王座に挑戦表明。タイトルマッチは正式に決定していない状態での試合だった。

　事件は勝負どころで発生。顔面GをHAYATAに決められずに押し戻されたYO-HEYになんと味方であるはずの吉岡がバズソーキック一閃。HAYATAが403インパクトでYO-HEYから3カウントを奪った。

　試合後、吉岡が「ペロンとかムイビエンとかわけわかんないこと言ってて、NOAHのトップにいけない。オレは腹くくったぞ」とマイク。HAYATAと進が捕獲している大原の顔面にトラースキックを叩き込み、HAYATA＆進と握手をかわして退場した。

　そこに鈴木鼓太郎＆日高郁人＆NOSAWA論外が登場。YO-HEYに歩み寄る。YO-HEYが3人と握手。孤立する大原に手を差し伸べたのは“桃の青春”原田大輔＆小峠篤司だった。

　小峠は「オマエがすごく団体思いなとこ、チーム思いなこと、ファン思いなこと、オレはよく知ってるぞ。なあ。フルスロットルはなくなっちまったんか？　大原、オレ達はオマエの力が必要や。オレ達とやっていこう。オレはオマエの力が必要だ。一緒にNOAHジュニア盛りあげていこうぜ！」と共闘を打診。大原は無言で握り返し、小峠＆原田と退場した。

　YO-HEYは「フルスロットル？　そんなもん知らん。どうでもいい。コイツら利用してでもガンガンぶち上がっていくぐらいの男になる。ガンガンに戦争を仕掛けていく。要チェックしておけ」とふてぶてしく語った。大原は失意の中で「原田と小峠とNOAHジュニアのためにこれからも闘う決意を新たにしました」と宣言。昨年5月に小峠＆大原＆吉岡で結成されたフルスロットルはこれで解散。吉岡は小川率いるスティンガー、大原は正規軍、YO-HEYは鼓太郎＆日高＆論外と共闘していくことになった。