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2021-05-15

【相撲編集部が選ぶ夏場所7日目の一番】宇良、1敗守り、十両優勝争いのトップに

十両優勝争いのトップを走る宇良が、若手のホープ・琴勝峰を裏返しにし6勝目を挙げた

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宇良(肩透かし)琴勝峰

7日目は4大関安泰で照ノ富士がただ1人全勝。追いかける1敗勢は髙安が敗れて2敗となり、1敗は貴景勝だけとなった。このまま照ノ富士に独走を許しては優勝争いがつまらないので、離されずについていってもらいたい。

十両の優勝争いは唯一の全勝だった旭大星に土がつき、1敗力士がトップに。6日目まで1敗の宇良はケガで十両に落ちてきた若手のホープ・琴勝峰と顔が合った。

立ち合い、宇良は低くまっすぐ当たると下から突きを繰り出して、琴勝峰に廻しを与えない。琴勝峰も突き返していったが、宇良は右がのぞくとすかさず肩透かし。回り込みながら遠心力を使った技に琴勝峰は裏返しになった。

取組を振り返ってもらうと、「よくわからないです。昨日よりはよかったんじゃないかと思います」。見事な肩透かしだったが、「体が勝手に動いているだけなんで。それをしようと思って、土俵に上がっているわけじゃないので」と語る。

琴勝峰とは三段目のとき、平成30年九州場所で当たって宇良が押し出して勝っているが、「覚えてますけど、3年も前のことなので参考にならないですよ。自分が三段目優勝したとき(令和2年春場所)、向こうは十両優勝だったので、だいぶ差がついちゃったなと思っていたんですよ」と言う。

「相手は幕内上位の3枚目まで上がった力士ですから、少しは自信になったんじゃないかと思います」と、末は大関以上と期待されているホープを倒して、まんざらでもない表情。宇良自身は最高位が前頭4枚目でも金星を獲得しているのだから、実績は琴勝峰以上なのだが。

今場所の宇良は西十両2枚目。7勝目を挙げ、幕内復帰に大きく前進。十両の優勝争いでもトップに立った。優勝争いについて聞かれると、「まだ、7日目ですよ。半分も終わってないので早いです。昔は時間が過ぎるのが早かったですけど、今は長いですねえ。まだ7日目なのかという感じ。早く感じる方がいいんですけど」としみじみ。年を取ったということなのか。

明日の中日は幕内の土俵で魁聖と対戦する。「びっくりしましたね。支度部屋で紙(小割)を見て、思わず声が出ました。十両なんで思い切りやるだけです」と4年ぶりの幕内での相撲に力が入っていた。

文=山口亜土

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