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2021-05-24

【アーカイブ】1964年の聖火ランナー全掲載 兵庫編 明暗を分けた2つの聖火リレーコース

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今大会の聖火リレーは28個目の都道府県となる兵庫県につながれている。1964年大会の聖火リレーで兵庫県は第1コースで73名、第2コースで99名、合わせて172名の正走者が選ばれた

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3月25日、福島県からスタートしたTOKYO2020の聖火リレーは、28個目の都道府県となる兵庫県につながれている。世は新型コロナウイルスとの戦いの途上、それでもオリンピックのシンボルが日本全国、希望の道をつないでいく。

さて57年前、日本で初のオリンピック開催となった1964年東京大会の聖火リレーの全正走者名簿が、当時小社が発行した『スポーツ・マガジン』10月号に掲載されている。

1964年9月9日、鹿児島県、宮崎県、北海道の3カ所からスタート(北海道スタートの聖火は青森県で二手に分かれた)し、10月10日の最終ランナー坂井義則氏まで、その数、全4341人。これはそれなりに貴重な資料だろう。

インターネットという新たな情報伝達ツールが全盛を迎えている今、57年の時を経て改めて、紛れもなく1964年東京オリンピックの一部を彩った聖火ランナーたちの名前を、歴史と記録に刻み直すことが当社の使命であると考えた。


1964年10月に発行された『スポーツマガジン10月号』の表紙。ここに聖火ランナー(正走者)4341人の全リストが掲載されている


57年前の聖火リレーは4つのコースに分かれて日本国中を巡り、皇居前で一つにまとまって国立競技場まで繋がれた

今年の聖火リレーが走るタイミングに合わせて、「57年前の聖火ランナー(正走者)」の名前を、都道府県別にリレー方式で刻んでいくこの連載。

第28回目の今回は「兵庫県」。

1964年の聖火リレーで兵庫県は2つのコースの通過点となっていた。一つは鹿児島からスタートし、九州の西側を通って本州入りし日本海側を通る第1コース。もう一つは宮崎からスタートし、四国を経由して瀬戸内海・太平洋側を通る第2コースだ。

第2コースの聖火は1964年9月23日に岡山県から受け継ぐと、3日間かけて瀬戸内海側を姫路市、神戸市、尼崎市へとつないで大阪府につなぐはずだった。しかし3日目の9月25日、台風20号の接近により聖火リレーは中止。多くの若者が悔し涙をのむ中、聖火は安全灯に入れられ、車によって輸送された。

一方、台風一過の9月26日に鳥取県から受け継いだ第1コースの聖火リレーは無事開催。若者から若者へ、秋晴れの但馬路を聖火は繋がれていった。

57年前に兵庫を駆け抜けた聖火ランナーの正走者172名は、こちらだ。
※氏名は『スポーツ・マガジン 10月号』に掲載された情報通りです。

 

1964年東京オリンピック聖火ランナー
【兵庫県】
1964年9月23日〜25日 第2コース 99名

1 今井 弘導
2 岡下 明
3 中山 広道
4 河原 一俊
5 広田 実
6 藤本 良治
7 豊島 久泰
8 目木 敏明
9 北野 寿子
10 干飯 信之
11 川上 正夫
12 松原 富也
13 下村 春夫
14 酒見 澄夫
15 金地 章江
16 角石 隆
17 山下 健二
18 出口 孝二
19 円尾 喜昭
20 多田 稔
21 田中 邦彦
22 瀬川 昇
23 徳永 耕造
24 山本 義雄
25 柳生 敏宏
26 開発 轟
27 池田 慶治
28 桂田 敏
29 尾ノ井 斎
30 三輪 光昭
31 小西 康久
32 黒田 宝稔
33 岡村 政徳
34 上元 好夫
35 鯉川 武英
36 保城 信行
37 木原 豊司
38 花田 丈一
39 田中 隆太郎
40 田中 泰昭
41 柴田 認
42 白井 正信
43 大篠 和彦
44 山本 武
45 桂 憲一
46 柿坪 嘉弘
47 浜野 泰嘉
48 三宅 英
49 正木 恒男
50 佐伯 国夫
51 平野 奉昭
52 竹下 耕造
53 長谷川 寿
54 住田
55 上進 康子
56 畑 里美
57 岡村 洋
58 辰巳 貢
59 岡山 賢二
60 三木 富美子
61 松田 俊二
62 大石 明
63 深田 正信
64 山田 誠
65 石坂 升扶
66 藤井 保
67 入江 昭
68 佐藤 敦文
69 藤本 保
70 宇田 勇雄
71 宮地 忍
72 森保 のりこ
73 清水 利夫
74 向井 利夫
75 村上 健
76 上田 賢一
77 竹井 健
78 岩佐 早苗
79 松下 繁
80 辻村 日出子
81 山口 政信
82 松本 幸和
83 浜野 武史
84 藤田 殉
85 前田 政男
86 石戸 正
87 上塚 勝
88 玉置 憲一
89 浜脇 幸司
90 田中 正
91 植田 正男
92 菱田 憲一
93 楠田 勝信
94 秋月 次郎
95 芦田 悟
96 福島 忠博
97 浪越 修
98 二宮 鴻三
99 立元 健造


1964年9月26日〜27日 第1コース 73名

1 西島 安雄
2 西垣 正之
3 尾崎 吉末
4 橋本 敬一
5 松島 幹雄
6 松森 公博
7 池田 福美
8 中村 政行
9 稲葉 実佐夫
10 松村 新也
11 伊賀 幹男
12 中井 恭治
13 西村 正行
14 安本 薫
15 中井 利孝
16 立上 正美
17 北村 正之
18 富田 公男
19 川崎 幸太郎
20 黒田 保
21 寺谷 建明
22 中井 道直
23 岸本 宏
24 岡田 忠久
25 今岡 強
26 田中 正信
27 田中 洋子
28 田中 操
29 天良 勝宏
30 岡田 英行
31 森本 美智恵
32 田中 義雄
33 田中 晴美
34 岸本 信夫
35 中村 久子
36 秋山 俊男
37 松井 宏
38 井上 晴美
39 岡田 奈良夫
40 田淵 孝善
41 太田垣 宣之
42 上田 則夫
43 森本 敏昌
44 原田 一男
45 川浜 耕一
46 中尾 実
47 田村 信道
48 多田 均
49 五島 義秀
50 井上 吉郎
51 竹進 長太郎
52 山下 成智
53 石見 ?子
54 吉井 和明
55 浜田 忠司
56 奥山 幸子
57 内田 正人
58 渡辺 義光
59 吉井 稔
60 米田 瞳代司
61 小島 昌雄
62 森本 修
63 安達 悦雄
64 嵯山 ?子
65 日原 千代子
66 習田 実
67 藤岡 賢二郎
68 安積 政敏
69 坂田 邦子
70 釘貫 賢之輔
71 井藤 正宏
72 安達 勝男
73 照山 司郎



次回の1964東京五輪聖火ランナー全リストは5月25日に「京都府編」を掲載予定です。

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