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2021-06-15

【アメフト】森清之・東大HCが日本協会常務理事に 国吉会長は3期目 「フラッグフットボールの五輪競技化を目指す」

日本アメリカンフットボール協会の常務理事となった、森・東大HC=2021年6月、撮影:小座野容斉

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公益社団法人日本アメリカンフットボール協会(JAFA)は6月13日に社員総会を開き、2021、22年度の役員を選任した。国吉誠会長が3期目を務め、新任理事は9人。元日本代表監督で東京大学ウォリアーズヘッドコーチの森清之さんが指導者・アスリート代表として理事に加わった。また元日本オリンピック委員会事務局長の平眞さんも新たに理事となった。留任の理事15人と合わせ、計24人で、監事は2人とも新任となった。

 今回の役員改選では、競技統括団体として、スポーツ庁が定める「ガバナンスコード」を意識し、在任期間の長い理事の交代を促進。在任10年を超えていた理事6人、監事2人が退任したという。

 森さんは5人の常務理事の1人となった。平さんの理事就任はフラッグフットボールを2028年ロサンゼルス夏季オリンピックの追加競技とするための施策の一つ。ゼッターランド・ヨーコさん(バレーボール、国際オリンピック委員会マーケティング委員)、田中ウルヴェ京(みやこ)さん(アーティスティックスイミング、東京五輪・パラ組織委理事)という元五輪代表選手の女性2人は留任となった。

 他の新任の理事は次の通り。(アイウエオ順)
加藤廣之さん(外部理事、元三井物産副社長)
川口隆弘さん(関西学生連盟理事長)
桒原信一郎さん(関東高校連盟理事長) 
四方哲郎さん(日本社会人協会理事)
須河徹さん(日本中学生協会専務理事)
松下哲也さん(九州学生連盟専務理事)
若松純一さん(日本学生協会理事)


 監事には元東京地検特捜部長の佐久間達哉さんと前関東学生連盟監事で 弁護士の寺田昌弘さんが選ばれた。

 前会長の淺田豊久さん、元専務理事の金氏眞さんが顧問を務める。

 JAFAは「アメリカンフットボールを普及、発展させることを通して、人々がスポーツに親しみ、豊かな人間性を育める社会を実現することを目指すほか、現在準加盟となっている公益財団法人日本スポーツ協会への正式加盟や、フラッグフットボールの五輪追加競技化を推進してまいります」としている。

3期目となる日本アメリカンフットボール協会の国吉誠会長=2019年12月、撮影:小座野容斉
3期目となる日本アメリカンフットボール協会の国吉誠会長=2019年12月、撮影:小座野容斉

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