close

2021-06-29

超急角度のキャプチュードで壮絶玉砕…対UWFで魅力全開の越中詩郎が初の前田日明戦「あの“当たって砕けろ”精神はあっぱれ」【週刊プロレス】

前田日明の蹴りを食らう越中詩郎

全ての画像を見る
 1987年4月13日、新日本プロレス広島大会で前田日明vs越中詩郎の初シングルがおこなわれた。

 当初は前田&高田伸彦(現・髙田延彦)の保持するIWGPタッグ王座の初防衛戦が予定されていた。挑戦者チームは越中&ジョージ高野。しかし、高田の開幕戦負傷リタイアによって、このプランはあえなく消滅。その代わりに越中vs前田の初シングルが組まれた。

 対UWF最前線を担ってきた越中にとって唯一未体験だったカードだ。試合が始まると駆け引きなしの真っ向勝負を挑んでいき、容赦なき攻撃を食らいまくっていった。

 前田の持ち味を存分に引き出した越中は助走なしのニールキック2連発から超急角度のキャプチュードで敗北。悔しい結果となったが、試合後、前田から「越中さんは思い切りがいいね。あの“当たって砕けろ”精神はあっぱれだよ」と称賛されていた。

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事