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2021-06-22

「みなさんの応援が力になりました」─圧勝防衛の井上尚弥が帰国

機内でCAの方々から粋な祝福を受けた

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 19日(日本時間20日)、アメリカ・ラスベガスでIBF1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)に圧巻の3回KO勝利したWBAスーパー・IBF世界バンタム級チャンピオン井上尚弥(大橋)が22日夕方、帰国した。

写真提供_大橋ボクシングジム

 帰国便(JAL)の機内では、「日本が誇る井上尚弥選手御一行様が御搭乗しています。先日、見事なKO勝ちを収められました。おめでとうございました!」というアナウンスが流され、祝福されるという粋な計らいがあったそう。さらに、今回もカットマンとバンデージ担当としてサポートした佐久間史朗トレーナーに初孫が誕生したという一報も機内で入り、チームは喜びに満ちあふれた。

疲れも見せず、元気に帰国
疲れも見せず、元気に帰国

 無事に羽田空港に到着した井上は、「機内ではあまり眠ることができなかった」ものの、「快適な時間を過ごすことができました」と晴れやかな表情。あらためて「日本からテレビで観戦してくださったファンの皆様の応援が力になり、自分でも納得する内容で勝利することができました。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

 これから2週間の隔離期間に入るが、その期間に体を休め、「(隔離期間が)明けたら、体を動かしていく予定」という。

大橋秀行会長、父・真吾トレーナー、弟・拓真と。チームのサポートは今回も完璧だった
大橋秀行会長、父・真吾トレーナー、弟・拓真と。チームのサポートは今回も完璧だった

「近い目標は、バンタム級4団体統一。今後は(WBC王者ノニト・)ドネア、(WBO王者ジョンリエル・)カシメロに照準を合わせ、誰が相手でも“井上尚弥のボクシング”を見せることができるように、精進していきたい」とふたたび力強く決意を語った。
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