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2021-07-15

【陸上】寺田明日香「休むのはこわいけど」走らないという選択【連載#1】

東京オリンピック女子100mHの寺田明日香(ジャパンクリエイト)

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陸上競技からの引退、結婚、出産、7人制ラグビーへの挑戦を経て、陸上界に復帰した女子100mハードルの寺田明日香選手。東京オリンピックでは日本女子短距離で57年ぶりのファイナルを目指しています。7月31日の女子100mハードル予選まで、陸上競技マガジンに掲載された寺田明日香選手の連載を毎日公開!

※このコラムは『陸上競技マガジン』2020年2月号に掲載されたものです。

休むのは「こわい」けど

 陸マガをご覧の皆さま、こんにちは。100mHの寺田明日香です。このたび、ご縁をいただき、連載コラムを書かせていただくこととなりました。

 陸上選手としては(人としても?)、少し変わった経歴を持っているため、お会いしたことがない方々にとっては、「寺田明日香」は謎の存在だと思いますが、このコラムを通して、私の人となりや考え方を感じてもらえたら幸いです。また、何かしらの形で、少しでも皆さまの背中を押せるきっかけをつくれたらうれしく思います。

 早いもので、もう東京オリンピックの年、2020年がやってきました。このコラムをお読みの選手の皆さんは冬期練習の真っ最中で、こころもからだも少し疲れてきた選手や、一段と気合いが入っている選手、さまざまいらっしゃると思います。

 さて、突然ですがここで一つ質問です。

 皆さんは、自分の「疲れ」を把握できているでしょうか?

「疲れなんてまったくない!」と胸を張って言える選手は、もうすぐ30歳の扉を開ける私からすると、とてもうらやましい限りですが(笑)、疲れていることが自分で分かっていても、「休んではいけない」、「休むのはこわい」と思っている選手は多くいると思います。あなたはどうでしょう?

 陸上競技が大好きな選手、もっと良い結果を出したいと思う選手、不調続きで復活したいと強く願う選手。それぞれいろいろな想いを抱えて陸上競技をしていると思います。一方で、その想いが強ければ強いほど、練習と同じくらい、自分の疲労と向き合うことがとても大切になってきます。


10年ぶりに世界選手権に出場し、予選1組5着で13秒20(+0.3)

文◎寺田明日香 写真◎BBM

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