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2021-07-23

【TOKYO2020 ボクシング】日本代表名鑑Vol.4 成松大介「人間同士の勝負。チャンスは必ずある」

2大会連続出場のベテランらしい戦いに期待

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【男子ライト級】
成松大介[自衛隊体育学校]
なりまつ・だいすけ
Daisuke Narimatsu
生年月日 1989年12月14日
出身地  熊本県熊本市
身長   172cm
タイプ  左ボクサーファイター
戦績   147戦122勝(32KO・RSC)25敗
主な実績 2018年アジア競技大会・銅
本人コメント
「やり残したことがない状態で決戦を迎えたい。特にキューバの代表はボクシング史上屈指の能力を持っているが、人間同士の勝負には必ずチャンスがあると思って、その突破口を見出す。リングで行う任務は五輪でも県内大会でも同じだと思って気負わずに臨みます」

Introduction
 東京農業大学時代は並外れた強打で、対戦相手を病院送りにするなどの伝説をつくった。長年の壁であったロンドン五輪銅メダリスト、清水聡を攻略することで日本代表権を獲得。2016年リオデジャネイロ五輪に出場し、1回戦突破も果たした。
 階級を1つ上げて再起して以降は、強打を生かしたインファイト型を捨て、ポジション移動を続けながら変則のパンチを放っていくアウトボックス型を確立。その意図には「相手の体格がひと回り大きくなったこと」の他に、「絶えないケガをかばうこと」を挙げた。
 日本ボクシング史上初の「30代五輪代表」となる成松には、ベストコンディションとは無縁にケガが続いてきた。それでも日本代表であり続けられた秘訣には「ケガをかばって、ダマシダマシで戦うことが、新しいテクニックの習得につながった」と前向きに語り、五輪直前の今はコンディションがよく、練習強度も上げたという。東京五輪では結果も気になるが、そんな鉄人の意地にも注目したい。

初戦
7月25日 イブニングセッション(17時~)
vs.フィストン・ムバヤ・ムルンバ(コンゴ)

取材・文&写真_善理俊哉 Text & Photo by Shunya Seri

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