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2021-07-27

【東京五輪・陸上展望】女子砲丸投/ゴンが中国勢で初の金を狙う

世界リスト1位のゴンは、悲願の五輪優勝を目指す

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【女子砲丸投日程】
予選       7月30日 19:25
決勝       8月1日  10:35


  V・アダムス(Adams/ニュージーランド)はここまで北京、ロンドンで金、リオで銀と五輪で3つのメダルを獲得している。今季のベストは世界リスト4位の19m75であり、五輪史上初めてとなる3度目の金メダルも4個目のメダルも可能性はある。

 しかし本命はゴン・リージャオ(Gong/中国)だ。アダムス同様に息が長い選手で五輪では北京で銅、ロンドンで銀メダルを獲得している彼女は、今季リスト1位の20m39を投げている。世界選手権、アジア大会とも2連勝中で、足りない勲章は五輪の金メダルだけ。今回は最後のチャンスとなるだろうが、勝てば中国勢としてこの種目で最初の金メダリストとなる。

 リオ五輪を制したM・カーター(Carter/アメリカ)は全米選手権を欠場したが、1、2位に入ったJ・ラムジー(Ramsey)とR・サウンダース(Saunders)は今季リスト2、3位とメダル候補だ。

 5月の欧州室内選手権を制したA・ドングモ(Dongmo/ポルトガル)と18年欧州選手権3位のA・ヅビツカヤ(Dubitskaya/ベラルーシ)も今季19mの後半を投げている。19年世界選手権2位のD・トーマス=ドッド(Thomas-Dodd/ジャマイカ)も実績十分で上位を狙える。


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