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2021-07-28

【インターハイ陸上】女子ハンマー投高校記録保持者・村上が大会新で涙のV

59m00の大会新記録で優勝を果たした村上(写真/黒崎雅久)

全国高校総体が、7月28日(水)から福井県の9.98スタジアムで開幕。初日は、男女ハンマー投と400mの計4種目の決勝種目が行われた。

 注目の女子ハンマー投では、高校記録保持者の村上来花(弘前実高3年・青森)が5投目に59m00をマークし、大会記録で優勝を果たした。
 11位だった1年時の沖縄インターハイ、15位だった昨年の全国高校大会の悔しさを晴らし、念願の全国制覇。「支えてくれた人たちにやっと恩返しができました」と涙を流した。

 2位には、50m50で有汲颯妃(玉野光南高3年・岡山)、3位には50m32で田中凜(姫路工高3年・兵庫)、4位には50m13で高橋萌々子(花園高3年・京都)が入った。

 初日の最終種目、男子ハンマー投は小河彪(久居高3年・三重)が65m48を3投目に投げ、全国を制した。高校歴代7位の66m82を持ち、リスト1位で挑んだ今大会。「不安もあったけれど、優勝できて素直にうれしい」と笑顔を見せた。

 2、3位には、6投目で61m47をマークした吉田匠、1投目から60m23を記録した喜多翼の生光学園3年コンビが入り、最後のインターハイを締めくくった。


男子ハンマー投を制した小河。昨年の全国高校大会で8位になって以来の全国制覇という目標を達成した(写真/中野英聡)
 
 男子400mは、47秒33で鈴木大翼(新潟明訓高3年・新潟)、女子400mは、54秒42でタネル舞璃乃(埼玉栄高3年・埼玉)がインターハイチャンピオンに輝いた。

400mを制したタネル(左、写真/黒崎雅久)と鈴木(右、写真/中野英聡)


 大会2日目の7月29日(木)は、男女100m、1500m、男子棒高跳、走幅跳、やり投、女子5000mW、砲丸投の決勝種目と男子八種競技の2日目が行われる。

文/常盤真葵 写真/

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