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2021-08-12

本間朋晃が2年越し18戦目でG1初白星!「みんなの力で勝つことができました」【8月12日は何の日?/週刊プロレス】

スライディングこけしロケットで流れを大きく変えた本間朋晃

2015年8月12日、新日本プロレス後楽園大会における「G1 CLIMAX 25」公式リーグ戦で本間朋晃が2年越し18戦目にしてG1初勝利を収めた。

 前年の2014年にG1初出場を果たした本間だが、結果は全敗。2年目もここまで7連敗でいち早く優勝争いから脱落していた。

 8戦目の相手は石井智宏。他団体出身同士という共通項があるが、試合内容だけで周囲の支持を勝ち取り、当たり前のようにG1にも名を連ねる実力者である。

 試合順はメインイベント。石井の重く厚い攻撃を受けながらも本間は必死に耐え続け、終盤のチャンスにこけしロケットを連発。小こけしを挟み、最後はこけしをクリーンヒット!

 本間はついにG1リーグ戦初勝利を最高の舞台で手に入れた。試合後「勝ちました! オレの力だけじゃなくて、みんなの力で勝つことができました。やっぱりオレはプロレスが大好きです。もちろんみんなのことも大好きです!」。ダメージでいつもよりさらに聞き取りにくいガサガサ声のマイクだったが、観客はその言葉に温かい歓声を送り続けた。2015年8月12日、本間が「こけし・イズ・ハッピー」を見事に体現した。

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