東京五輪ボクシング競技女子フライ級で銅メダルを獲得した並木月海(22歳=自衛隊体育学校)が8日午前、男子同級銅メダリストの田中亮明(27歳=中京高教諭)とともに記者会見を行い、今の気持ちを語った。 フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈(日体大)とともに、両国国技館に日本女子「ブルーローズ」旋風を起こした並木。勝ち取った銅メダルを胸に「すごく誇りに思っています」と笑顔を見せた。
大会は1年延期を経ての開催となったが、「合宿等で一緒になったメンバーたちがすごく自分のことを支えてくださったので、この1年間がんばってこれました」と周囲のサポートに感謝。3つのメダルを獲得した日本の成績についても「チームでやってきたからこそ獲れたと思う」と、全員で勝ち取った結果とした。
今後について問われると「やっぱり世界一を獲りたい。コツコツ練習して、しっかり頑張っていきたい」と、前を見据えていた。