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2021-08-19

IWGPヘビー級王者・藤田和之がミルコ・クロコップに敗れる! カウンターのヒザ蹴りで左のこめかみから大流血…【8月19日は何の日?/週刊プロレス】

藤田和之のタックルに対応していたミルコ・クロコップ

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 2001年8月19日、K-1さいたまスーパーアリーナ大会で藤田和之がミルコ・クロコップに敗北した。

 試合は3分3ラウンド(最大2ラウンドの延長)の総合格闘技ルール。開始早々、藤田は低空タックルを敢行。これをミルコがことごとくかわし、4度目に左ヒザ蹴りを合わせる。

 グラウンドの攻防になったが、レフェリーが一時試合を止めて、左のこめかみから大流血した藤田の状態をチェック。リングにはドクター、セコンドが飛び込み、1R0分39秒、ミルコのドクターストップによるTKO勝ちとなった。

 藤田の負った負傷は骨膜近くまで達する断裂であり、中の筋肉組織が破壊され、二重に縫うほどの重傷。内側5針&外側8針、合計13針だった。

 試合後、ミルコは「狙って蹴って、その通り当たりました。ですから偶然ではありません」と語った。2~3週間という短い準備期間でバーリ・トゥード対策をしっかりおこなってきたからこその結果だが、時のIWGPヘビー級王者がK-1ファイターに敗れた衝撃は、プロレス界にとってあまりにも大きかった。

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