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2021-08-27

【BBMカードコラム】#2021-20「2021BBMベースボールカード 中日ドラゴンズヒストリー1936-2021」/現役32年、50歳までプレーしたレジェンド

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BBMカードの編集担当が担当アイテムについて思うところを記す当連載。
今回は「2021BBMベースボールカード 中日ドラゴンズヒストリー1936-2021」より、レジェンド・山本昌について語ります。



64年ぶりの記録更新
 「ヒストリー」シリーズでは毎回カード裏面の中央部に、その球団の設立年から現在までをドットで示し、その選手の在籍年を赤く示しています。まあ、だいたいの選手の在籍年数は10数年程度なのですが、ドラゴンズのレジェンド選手・山本昌のそれは84年から15年まで32年にも及び、とんでもないことになっています。プロ野球で20年も現役を続けられるのは各球団を代表するような特別な選手だけなのですが、山本昌はその1.5倍に当たる30年を超えるキャリアを築いたのですから、ただただ驚きます。

No.40 山本昌(裏面)
No.40 山本昌(裏面)

 実は筆者は同氏と同じ昭和40年生まれ。この世代は2000安打打者でヤクルトの監督を務めた古田敦也、“ぶんぶん丸”の愛称で親しまれた池山隆寛、黄金期の西武で最多勝に3度輝きライオンズの監督も務めた渡辺久信、こちらも44歳まで現役を続けた“精密機械”小宮山悟など多士済々で「昭和40年会」という一派を形成しています。

 しかし、彼らが高校3年時の83年秋のドラフトを迎えた際にもっとも注目を集めていた高校生と言えば、当時全盛を誇った池田高のエース・水野雄仁と享栄高のスラッガー・藤王康晴でした。それぞれ相思相愛で巨人と中日に進んだ両名でしたが、水野は現役13年で39勝、藤王は現役9年で10本塁打に終わります。

 その一方で甲子園の出場経験もなく、まったく注目されていなかったドラフト5位入団の山本昌が32年も現役を続け、200勝投手となったのですから、まったくわからないものです。

 同投手は15年10月に50歳1カ月で登板し、これが現在もプロ野球の最年長出場記録として残っているのですが、従前この記録を持っていたのが阪急の浜崎真二で50年10月に48歳10カ月で登板していました。14年9月に山本昌が49歳0カ月でこの記録を更新した際には64年ぶりの記録更新と話題になりました。今後この記録を塗り替える選手が現れるでしょうか。(しゅりんぷ池田)

No.40 山本昌
No.40 山本昌

直筆サインカード 山本昌
直筆サインカード 山本昌

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