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2021-09-04

【ソフトボール】代表投手対決はトヨタ・後藤が勝利、日立・清原が先制打…日本リーグ女子1部後半開幕節1日目プレイバック

後半開幕節で勝利したトヨタ自動車(写真/井田新輔)

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日本精工 4対3 伊予銀行


▲7回を投げ抜いた日本精工・中村美樹

日本精工|0100300=4
伊予銀行|0110100=3
[日]○中村美樹-重石華子
[伊]●黒木美紀、庄司奈々-安川裕美
【本】居内佑加(伊)【二】田中瑠莉、髙原侑里、西岡彩乃(日)

 追いつ追われつのデッドヒートとなった。先制は日本精工。2回表に八番・松尾ほの華の右犠飛で1点を奪う。しかしその裏、伊予銀行が六番・居内佑加のソロ本塁打で同点に追いつき、3回には三番・正木朝貴の右前適時打で逆転に成功。1点を追う立場となった日本精工は5回に二死から代打の田中瑠莉が左中間へ二塁打を放つと、続く一番・髙原侑里の中越え二塁打で同点とする。ここで伊予銀行は先発の黒木美紀から庄司奈々へと交代するが、日本精工は二番・西岡彩乃、三番・黒木美佳、四番・山本悠未の3連打で2点を追加し勝ち越し。伊予銀行はその裏、四番・樋口菜美の中前適時打で1点をかえすも、6回、7回は中村美樹が三者凡退に抑えて日本精工が連敗を5でストップした。

《監督・選手コメント》
日本精工・遠藤麻美監督
「中村は3点以内に抑えてくれたらいい、打撃陣は5点以上取りたいという課題があったのですが、しっかり3点に抑えてくれたし、5回の追加点の3点がすごくよかったんじゃないかと思います。中断期間は特に打撃を強化して、ワンヒットでは勝てないから長打を増やそうと取り組んできたのですが、今日も田中、髙原の2ベース2本で追加点を取れましたし、強化したところが結果に出たと思います」

日本精工・髙原侑里選手
「(同点打)2アウトから代打で出た先輩が、1回のチャンスでああいう形でいいヒットでつないでくれたので、ここは絶対にかえそうと打席に入りました。(打撃率リーグ2位)数とか数字とかは気にせずに、とにかく自分にできることを1試合1試合集中してやれていることが結果につながっているのかと思います」

日本精工・中村美樹投手
「先制点を取って優位な試合運びにしたかったのですが、私があまりいい内容ではなかったのですぐ追いつかれて逆転してしまって、雰囲気も流れも向こうに行ってしまったんですけど、5回に追い越してくれて、そこで私も踏ん張って投げなきゃなと気持ちを切り替えて最後まで投げることができました」

伊予銀行・秋元理紗監督
「リリーフの庄司は投球自体は良かったんですけど、フィールディングのミスも絡んで5回に3失点。その後も取り返す流れというのはあったんですけど、なかなか最後まで自分たちのリズムをつかめずに負けてしまった試合でした。先発の黒木がいつもの投球ができなかったこともリズムをつかめない要因だったのではないかと思います。来週試合があるので、今日の試合からしっかり反省をして、切り替えて次の試合に向けて準備していきたいと思います」



▲勝ち越し打を放ちお立ち台に上った日本精工・黒木美佳
伊予銀行は3回に主将・正木朝貴の適時打で一時勝ち越す(写真/井田新輔)
▲伊予銀行は2回に居内佑加のソロ本塁打で追いつく


<日本精工スターティングオーダー>
1(右)髙原侑里
2(左)西岡彩乃
3(二)黒木美佳
4(中)山本悠未
5(捕)重石華子
6(三)沢 柚妃
7(DP)久保和咲
8(一)松尾ほの華
9(遊)南方麻留実
FP(投)中村美樹

<伊予銀行スターティングオーダー>
1(三)飯田瑞稀
2(中)松成あゆみ
3(二)正木朝貴
4(左)樋口菜美
5(捕)安川裕美
6(DP)居内佑加
7(右)本間紀帆
8(遊)甲斐はづき
9(一)浅石彩菜
FP(投)黒木美紀

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