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2021-09-12

「NOAHにはNOAHの良さがある。新日本には新日本の良さがある。そこを比べるのはファン」中嶋勝彦インタビュー<4>【週刊プロレス】

N-1優勝トロフィーと中嶋勝彦

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 NOAH毎年恒例のシングルリーグ戦「N-1 VICTORY 2021」前年度覇者・中嶋勝彦のインタビュー<4>では、まず開幕戦の9・12後楽園における田中将斗戦、9・19TVマッチの鈴木鼓太郎戦についての意気込みをお届け。さらに、N-1不参加のGHCヘビー級王者・丸藤正道への思い、N-1とほぼ同時期開催の新日本プロレス「G1 CLIMAX 31」に対する意識を聞いた。

――M'sアライアンスの丸藤選手がGHCヘビー級王者で、杉浦軍の杉浦貴選手がGHCナショナル王者です。もっと言えば、正規軍の北宮選手&清宮海斗選手がGHCタッグ王者です。

中嶋 今の金剛ってベルトがないんだよ。話題性で言ったら、NOAHはずっと金剛が引っ張ってる。でも、ベルトがない。金剛としても悔しいし、この流れをどうにかして変えていきたいよね。

――確かにそうですね。

中嶋 拳王を筆頭にNOAHの話題って常に金剛絡みでしょ。ジュニアだって、ベルトに挑戦してるのは金剛ばっかじゃん。でも、結果が出ない。なのに美味しいところはM
'sアライアンス、杉浦軍が持っていってる。面白くないよ。このN-1でひと泡吹かせてやるから。

――反骨心の燃える状況ですよね。さて、同じブロックだと田中将斗選手との3年10カ月ぶりのシングルが組まれました。

中嶋 最初はDIAMOND RINGでやったのかな。2回やって2回とも負けた。まだまだ元気だからね。

――鈴木鼓太郎戦は?

中嶋 懐かしい。どうなるんだろうね。ジュニアの気持ちに戻れるかもしれない。当時は今とちょっと違うガツガツさがあったからね。いろいろとよみがえってくるような気がする。

――意味のある公式戦が続きますね。

中嶋 だからこそ、全試合ベストバウトをする自信があるんだよ。コンディションはいつもいいし、ケガしない努力もしてるからね。ここいらでN-1のNは中嶋のNという形を作ってやろうと思ってるから。N-1と言えば、中嶋ってイメージを作ってやるから。

――GHCヘビー級王者の丸藤選手不参加についてはどうですか?

中嶋 いいんじゃないの。オレがこのものすごく過酷なN-1を優勝して、心身ともにボロボロの状態で元気ありまくりのチャンピオンと闘った方が面白いでしょ。オレ、丸藤とのタイトルマッチで勝ったことがないからね。

――'14年7月に一度だけGHCヘビー級選手権で対戦していますが、結果は敗北でしたね。

中嶋 オレがチャンピオン時代、丸藤はスカしてたんだよ。リーグ戦とかでは勝ったこともあるんだけど、いつも後味が悪い。

――'16年10月〜'17年8月、中嶋さんがGHCヘビー級王者として長期政権を築いている時、何度も挑戦者候補として挙げていましたが、結局、挑戦してきませんでした。

中嶋 丸藤と杉浦はNOAHの大黒柱。当時はベルトを懸けて、2人を倒せば、時代を築けると思ってたし、オレはそれを強く願ってた。でも丸藤はオレのことを「まだ顔じゃねぇ」って思ってたんじゃないの。

――中嶋さんがエディ・エドワーズにGHCヘビー級王座を奪われて、真っ先に丸藤選手が挑戦するということもありました。

中嶋 アレは本当に屈辱だった。丸藤はそういう嫌らしさを時々見せるんだよ。いろんな意味でうまい。

――あの時の屈辱を4年越しに晴らせるかもしれません。

中嶋 なおさら優勝したいよね。

――最後に、今年もN―1は新日本プロレスの「G1 CLIMAX 31」と同時期開催です。意識はしますか?

中嶋 そんなに意識しなくていいんじゃないかな。オレはそこまで敵対心はない。NOAHにはNOAHの良さがある。新日本には新日本の良さがある。そこを比べるのはファンであって、オレたちプレーヤーは比べる必要ないよ。オレのプロレスはオレしかできないし、NOAHのプロレスはNOAHしかできない。それを信じられなかったらダメでしょ。眼中にないとかって意味じゃないよ。

――なるほど。

中嶋 NOAHはNOAHの良さを広めることの方が大事だと思ってる。だから、今年のN-1でオレが優勝して、NOAHの良さをオレたち金剛がアピールしていってやるから。最近のNOAHはレジェンドたちに話題を持っていかれてるけど、NOAHの刺激は金剛なんだよ。今年のNー1をきっかけに金剛がNOAHを支配していってやるからお楽しみに。

【週刊プロレスNo.2138(2021年9月8日号)掲載】
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