2021-09-29

【BBMカードコラム】#2021-22「BBMプロ野球チアリーダーカード2021 DANCING HEROINE」／逸品が続々。それでも北の大地はチェキ職人を生む!?

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BBMカードの編集担当が担当アイテムについて思いの丈を綴るこの連載。
今回は「BBMプロ野球チアリーダーカード2021 DANCING HEROINE」から。人気のチェキ、その逸品の数々をご紹介します。

チェキは素に近い表情も楽しめます

　毎年恒例の「DANCING HEROINE」。今回も前編「華」、後編の「舞」と二度に分けて発売されました。発売後の反響を見ると、今回もチェキ人気の高さは変わらないようです。

　カード用写真もチェキも撮り下ろしであることは一緒ですが、スチール撮影の時に比べ、チェキになると総じて皆さん、表情が柔らかくなります。カードで使う写真が“よそ行き”としたら、チェキはより素に近い写真なのかも知れません。

　そして皆さんの手による装飾。彩色やイラスト、細かいメッセージやサインなど、それぞれが特別な1枚になることがチェキの魅力なのでしょう。カード作りをしている側からしたら、どうやっても敵わないのはちょっと残念ではありますが、逆にそういう魅力をお届けできているのであれば、撮り甲斐もあるというものです。

　そのチェキの装飾ですが、今年はこれまでとちょっと状況が変わりました。長年、この商品で注目を集めていた“北のチェキ番長”こと畠山茉央さんが、昨シーズン限りでFIGHTERS GIRLを卒業。次代のチェキ職人が現れるのか、楽しみにしていました。そこで今回は、一部ですがその逸品の数々をご紹介したいと思います。

北の大地は“職人”の宝庫!?

　まず注目していたのはFIGHTERS GIRL。番長の遺伝子を受け継いだ方はいるのでしょうか？

　届いたチェキをチェックしていくと、どれもこれも個性派揃い。細かい装飾にもいろいろあって、ペンで描き込むものから、マスキングテープなどを駆使したものなど多種多様。一応、チェキ用にカラーペンはお渡ししているのですが、ほとんどの方が不透明のマーカーなどを駆使しており、ものすごいパワーを感じました。

　華に収録の小笠原結衣さんはその総集編とでも言えるもので、下の画像上段左のチェキは細かい地紋をすべて手描きで。その隣はものすごい小さなシールを一つ一つ重ね貼り。他にもフレームを塗り込んだり、実に手が込んでいました。しかも裏面にもメッセージとフレームのような装飾があり、決めるなら今回の“チェキ番長”でした。