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2021-09-27

天龍源一郎が初のミクスドマッチ! 激しく向かってくる神取忍に「ムッときた」と逆水平チョップ!!【9月27日は何の日?/週刊プロレス】

神取忍に逆水平チョップを決める天龍源一郎

 1998年9月27日、WAR後楽園ホール大会で天龍源一郎が初めてのミクスドマッチに出場した。

 天龍は1995年12月8日、WAR大田区大会で対女子は経験済み。カードは天龍&ウルティモ・ドラゴンvs冬木弘道&神取忍。しかし、その時は冬木の精神的揺さぶりであり、天龍は神取の背負い投げ(冬木のアシストあり)で投げられはしたものの、ほとんど相手にしていない。

 この日は初めてのミクスドマッチ。しかも、昼のWAR後楽園大会&夜のLLPW後楽園大会にわたっておこなわれるワンデートーナメントだ。

 天龍は風間ルミと組んで荒谷信孝&神取と対戦した。激しく向かってくる神取に対して「ムッときた」という天龍は神取の胸元に目がけて逆水平チョップを一閃! 最後はパートナーの荒谷を当時多用していたリバース・フルネルソンで仕留めた。

 2回戦ではLLPW後楽園大会で北原光騎&イーグル沢井と激突。当時の日本女子プロレス界最大の肉体を誇るイーグルのボディースプラッシュや北原との合体セントーンを浴びせられたが、イーグルの顔面を蹴り上げてシューズをめり込ませた。

 試合はイーグルに風間が敗れて決勝進出はならず。試合後、天龍は「今日は楽しい一日だったよ。まぁ、これが天龍源一郎ですよ」と初のミクスドマッチを振り返っていた。この一戦の1年10カ月後、伝説として語り継がれている天龍vs神取のシングルがおこなわれる。

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