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2021-09-26

ケンカ最強伝説崩壊…ケンドー・ナガサキがバーリ・トゥードでわずか36秒KO負け!【9月26日は何の日?/週刊プロレス】

オープンフィンガーグローブを装着してジーン・フレジャーと向かい合うケンドー・ナガサキ

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 1995年9月26日、「バーリ・トゥード・バーセプション」駒沢大会でケンドー・ナガサキが総合格闘技戦で壮絶な敗北を喫した。

 日本プロレス出身のナガサキは数々のケンカ武勇伝を誇り「総合格闘技なら最強」と噂されていた。同年9月13日には大日本プロレス露橋大会でジェラルド・ゴルドーの実兄であるニコ・ゴルドーとバーリ・トゥードで対戦し、裏アキレス腱固めで勝利。46歳という年齢だったが、確かな強さを見せていた。

 迎えた「バーリ・トゥード・バーセプション」駒沢大会。9月26日はナガサキ47回目の誕生日。相手のジーン・フレジャーはUSA修斗でトレーニングを積み、ナガサキ対策をみっちりやってきた強豪だ。

 試合が始まると、ナガサキは相撲の立ち合いのようにして突っ込んでいった。一度はつかみかかったが、ヒザ蹴りを中心にうまく逃げられると、左フックがクリーンヒット。ナガサキはダウンしたが、立ち上がって再び突進。今度は右ストレートを浴び、マットにノビてしまった。

 わずか36秒。KO負け。ナガサキのケンカ最強伝説がガラガラと音を立てて崩れた一戦だった。

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