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2021-09-25

天王山は拳王vs望月成晃! ケンドー・カシンも1位の可能性あり!! NOAH「N-1 VICTORY」Bブロック展望【週刊プロレス】

2019年8月の拳王vs望月成晃

 9月26日、NOAHのシングルリーグ戦「N-1 VICTORY 2021」がいよいよ各ブロック最終公式戦を迎える。

 今年はN-1史上過去最多となる16選手が4ブロックに分かれ、9・26後楽園ホール大会まで公式リーグ戦をおこない、10・3後楽園ホール大会で各ブロック1位による1DAYトーナメント(AvsB、CvsD)を実施。優勝者は10・10エディオンアリーナ大阪大会で丸藤正道の持つGHCヘビー級王座に挑戦する。9・20TVマッチを終えて、Bブロックの得点状況は以下。

望月成晃<2勝=4点>
拳王<1勝1敗=2点>
ケンドー・カシン<1勝1敗=2点>
――――脱落――――
稲葉大樹<2敗=0点>

 2敗の稲葉は脱落が決定。望月は拳王戦で勝つか引き分けで1位。拳王とカシンは勝っても、ほかの試合の勝敗次第となる。最多得点者が複数の場合は、直接対決の勝敗で1位を決定。3選手が得点で並んだ場合は巴戦がおこなわれる。

 稲葉とカシンは初対決。稲葉は戦前から「問題はカシンさん。苦手なタイプです」と語っていた。望月戦、拳王戦で敗れはしたものの、激情ファイトでシングルプレーヤーとして本領を発揮しただけに、最後に難敵に勝ってN-1初勝利という形を残したいところだ。

 カシンが1位になるためには稲葉戦で勝って、拳王vs望月戦で拳王が勝利。さらに勝ち点4で並んだカシン、拳王、望月による巴戦を勝ち抜かなければならない。

 Bブロックの天王山となるのが拳王vs望月。両者は過去に一度だけシングルマッチをおこなっている。2019年8月29日、NOAH後楽園大会におけるN-1公式戦で対戦し、その時は望月が勝利。同年のN-1は拳王が優勝。唯一、土をつけたのが望月だった。

 得点的に有利な望月は9・20TVマッチ後「拳王と引き分けでも行けるんでしょうけども、そんな気持ちじゃ、その上のトーナメントを勝てない。きっちり3連勝を手土産に上がってみせますよ」と意気込んでいた。一方の拳王としては2年前の借りを返す格好の舞台だ。

 拳王は望月戦で勝って、カシンが稲葉戦で引き分けか負けならば1位となる。カシンが稲葉戦で勝っていたら、前述のようにカシン、拳王、望月による巴戦で1位を争う。

 経験豊富な望月が3連勝で突破するのか。拳王が2年ぶり3度目(グローバル・リーグ戦含む)のN-1制覇に向けて勝ち進むのか。それともカシンか。Bブロック1位争いも熱い!

 同大会はインターネットTV「ABEMA」で当日午後5時30分より生中継。特別ゲストは松井珠理奈さん。
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