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2021-09-29

NOAHのABEMA中継煽りVTRは“那須川天心チーム”が制作「清宮海斗選手も若くして業界を引っ張ろうともがいてる姿がたまらない」【週刊プロレス】

黒髪&ロングタイツに生まれ変わった清宮海斗

 昨年8月よりNOAHのABEMA中継の煽りVTRは澁澤壯典さんが中心となって制作している。澁澤さんはボクシングやUFCなど格闘技関連の映像制作に携わり、現在は主に立ち技打撃格闘技「RISE」で那須川天心の映像を担当。プロレス関連映像を制作するのはNOAHが初めてだった。

「最初はボクがやっていいのかなっていうのがありました。でも、ボクに依頼が来たというのは、NOAHがサイバーエージェントグループに入ったというのもあって、これまでとは違う打ち出し方をしたいのかなと解釈しました。従来のNOAH中継やほかの団体とはまったく違う形でできないかなと考えて、いつも格闘技を撮っているクルーや映像の撮り方でアプローチしようと思いました」

 澁澤さんがNOAHのABEMA中継に携わるようになってクローズアップしたかったのは「選手たちの必死さ」。そこをこれまで格闘技関連のノウハウを生かして映像に落とし込んだ。

「試合が終わった直後の表情や技を食らった時に立ち上がる時の顔を煽りVTRに使いたかったんです。NOAHの選手たちはメチャクチャ体をはって試合に臨んでる。そういう部分を出せればいいかなと思いました」

 NOAHに携わるようになってから1年が経過。これまで武藤敬司、丸藤正道、杉浦貴、潮崎豪、中嶋勝彦、拳王、マサ北宮、清宮海斗らをトップ選手たちをひと通り撮影してきた。その中で澁澤さんはこんなことを感じているという。

「それぞれに魅力があって、撮れば撮るほど好きになっていきます。ウチのチームでもNOAHで誰が好きか?みたいな話をするんですけど、けっこう割れます。NOAHのプロレスラーの方々はみんなプロフェッショナル。どういうふうに自分を見せていくかっていうのをしっかり考えていて、一緒になって映像を制作している感じです。自分たちも思わずのめり込んじゃっていますよね」

 現在、NOAHは9・12後楽園大会から「N-1 VICTORY 2021」の真っ最中。10・3後楽園大会で清宮、拳王、中嶋、船木誠勝による決勝トーナメントがおこなわれる。同大会は午前11時よりABEMA格闘チャンネルにて無料生中継されるが、シングルリーグ戦中の煽りVTRはどうしてもダイジェストや得点経過が中心の構成になる。
 
 そのため次回の新規撮り下ろし煽りVTR制作は、こちらもABEMAで無料生中継される10・10エディオンアリーナ大阪大会。同大会では「N-1 VICTORY 2021」覇者が丸藤正道のGHCヘビー級選手権に挑戦。10・3後楽園大会で誰が「N-1 VICTORY 2021」覇者になるのか非常に気になるところだ。

「やっぱり今年のN-1は清宮海斗選手ですよね。清宮選手がどういうふうになっているのかっていうのはウチのチームでも話題になっています。まだ25歳。若くしてNOAHだけでなくプロレス界も背負って、時にはうまくいかないこともある。大きな結果も出せずに大流血戦を強いられることもありましたよね。どうにもならないところまで落ちて、N-1から黒髪&ロングタイツになって変わろうとしている。本当にがんばってほしいです。

 格闘技もそうなんですけど、負けた選手って魅力的なんですよ。どうやって這い上がっていくんだろうって…天心をやっておいて言うのもアレですけど(笑)。天心は勝ち続けていますけど、天心と清宮選手は若くしてそれぞれの業界を引っ張ろうともがいてる姿がたまらないんですよ」

 格闘技業界のトップランナーである天心を近くで見続けた澁澤さんにとっても、現在の清宮海斗は目が離せない存在。NOAH10・3後楽園大会&10・10大阪大会のABEMA中継は煽りVTRにも注目してほしい。
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