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2021-10-30

【ボクシング】尾川堅一の世界戦決まる 11・27ニューヨークでフジレと

悲願の王座奪取へ意気込む尾川

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IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦、同級3位の尾川堅一(33歳=帝拳)対2位アジンガ・フジレ(25歳=南アフリカ)は11月27日(日本時間28日)、アメリカ・ニューヨーク州ニューヨークのマジソンスクエア・ガーデンHuluシアターで行われることが決まった。

 30日、帝拳ジムが発表した。当初この決定戦は、8月20日にUAEのドバイで尾川と同級1位シャフカッツ・ラヒモフ(ロシア)の間で予定されていたが、ラヒモフの負傷により延期。さらにラヒモフの回復が遅れたことから、相手はフジレに変更された。帝拳ジムによると、その後は日本開催を前提に交渉を進めてきたが、外国人選手の入国は依然としてハードルが高く、フジレ陣営も来日に難色。このためマッチルーム・ボクシングの協力を得て、11月27日のニューヨーク興行に組み込まれたという。当日のメインイベントでは、統一ライト級王者テオフィモ・ロペス(アメリカ)がジョージ・カンボソス(オーストラリア)を迎えて防衛戦を行う。

 尾川は帝拳ジムを通じて「8月の延期からいつでも行ける準備はしてきました。早く決まってくれれば良いと思いながら頑張ってきましたが、決定して嬉しいです。会長とマネージャーに感謝します」とコメント。フジレについては「前回の挑戦者決定戦で倒して勝っているように、サウスポーが得意とする返しだったり、カウンターだったりがあるのでしっかり警戒していきたい。僕が中に入らないと勝負にならないと思っているし、もしルーズに入ればカウンターの餌食になるでしょう」と意識。「集中を切らさずに戦いたい。倒して勝つイメージを持って臨むつもりです」と悲願の王座奪取へ決意を示した。

写真提供/帝拳ジム

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