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2021-11-08

995日ぶりに新日本プロレス復帰の長州力が早くもアントニオ猪木と対戦!【週刊プロレス】

アントニオ猪木が長州力にナックルパートをお見舞い

 1987年6月1日、新日本プロレス名古屋大会で長州はついに試合に出場。全日本2・6札幌大会以来116日ぶり。新日本マットには実に995日ぶりの登場だった。

 長州はマシンと組んで、坂口&ジョージ高野と対戦。渾身のリキラリアットで高野を豪快に仕留めて復帰初戦を飾った。

 3日の北九州大会では木村健吾とシングルで対戦。サソリ固めを決めたところで、藤原が乱入して無効試合。4日の熊本大会では6人タッグながら早くも猪木との対戦が実現した。

 長州は先発を買って出ると「猪木、出てこい!」と挑発。猪木はじらしてなかなかマッチアップしない。試合も佳境に差し掛かった時にようやく肌を合わせ、猪木がナックルパート、延髄斬り。さらにフルネルソンにとらえて、高野のミサイルキックを呼び込んだ。

 猪木との絡みは約30秒。劣勢の長州だったが、高野がドロップキックをよけて自爆させると、サソリ固め、リキラリアットの必殺フルコースで勝利。5日の柳川大会、6日の鳥栖大会、7日の鳥取大会でも会場を大熱狂させた。

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