米プロフットボール・NFLは、現地11月4日(日本時間5日)、インディアナ州インディアナポリスで第9週のサーズデーナイトゲームがあり、3勝5敗のインディアナポリス・コルツと2勝5敗のニューヨーク・ジェッツが対戦。コルツオフェンスが機能して、大勝した。コルツは4勝5敗、ジェッツは2勝6敗となった。(写真はすべて Getty Images )
ウィスコンシン大学ではラン通算6174ヤードでカレッジフットボールの最上位、FBS史上で4位の記録を残した。上位の3人(ロン・デイン、リッキー・ウィリアムズ、トニー・ドーセット)は4年間で記録したのに対し、テイラーは3シーズンでこの成績だった。2年時、3年時には連続で2000ヤードを超えた。
これだけの実績を持ったテイラーだが、今のNFLのRB軽視の流れの中で、2巡41位という低い評価で、コルツに入団した。1年目は1190ヤードで早くもエースとなり、今季はどれだけ成績を伸ばすのか楽しみだ。
さらに忘れてはならないのが、2年目のWRマイケル・ピットマンJRの存在だ。父、ピットマンシニアは、バッカニアーズがスーパーボウル初優勝時の主力RB、ランだけでなくレシーブにも優れていた。
父の能力を継いだピットマンは、193センチ101キロの大型ワイドアウトとして、USCで活躍し、2巡34位でコルツに入団。ルーキーの昨シーズンは、先発8試合でレシーブ503ヤード1TDだったが、今季は658ヤード、5TD。飛躍のシーズンとなっている。
ディフェンスの弱いジェッツが相手となったサーズデーナイトゲームで、コルツは究極のバランスアタックを敢行した。パス・ラン共に30回。パスは22/30で272ヤード3TD、ランでも260ヤード3TD。
オフェンスのトータル532ヤードは、ペイトン・マニングがQBだった2004年以来の好成績で、パス、ラン共に250ヤード以上3TDを記録したのは、1956年以来65年ぶりとなった。
QBウェンツは今季6試合目の2TDパス以上でINTがゼロ。RBテイラーはラン172ヤード2TD、WRピットマンはレシーブ64ヤード1TDだった。
コルツは4勝5敗で、黒星先行ではあるがAFC南地区の2位。
開幕3連敗の後は、4勝2敗だが、第4週以降の2敗はいずれもオーバータイムにもつれ込んでのもの。3連敗時は1試合平均18.7点だった。しかし以降の6試合では、31.5点。1試合平均のスタッツでは、NFL32チーム中、トータルヤード13位、ラン5位、得点8位まで上昇してきた。
AFC南は、6勝2敗のタイタンズが独走状態だったが、大黒柱のRBヘンリーが欠場する間はブレーキがかかる。コルツの5敗は、従来ならプレーオフ黄信号だが、今季からレギュラーシーズン17試合制。まだまだ可能性がある。今後の課題は、失点の多いディフェンスを立て直すことと、「強いチーム」に勝つことだ。今季は、前シーズン勝率5割以上のチームには勝てず、前季5割より下のチームに勝っている。
11月の残り3試合は、ジャガーズ、ビルズ、バッカニアーズ。ここで最低2勝することが、プレーオフ進出の条件となりそうだ。
【小座野容斉】
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