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2021-11-13

ZERO1の全ベルトが外敵に流出! 風林火山タッグトーナメントをA-TEAMが制覇【週刊プロレス】

ベルトを手にしたA-TEAMの牙城(左)と橋本友彦

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12日、都内・新木場1stRINGにておこなわれたZERO1の「風林火山タッグトーナメント」をA-TEAMの橋本友彦&牙城が制覇。流出していた世界ヘビー級王座、ジュニア二冠王座に続き、トーナメントに懸けられていたインターコンチネンタルタッグ王座までもが外敵の手に渡る形となった。

今年に8月に田中将斗が保持していた世界ヘビー級王座が、NOAH・杉浦貴へ流出。GLEATとの絶縁宣言によりエル・リンダマンから剥奪となったジュニア2冠王座は天下一ジュニアトーナメントに懸けられ、同トーナメントを制覇したBASARA・阿部史典の手に渡った。

さらに大谷晋二郎の負傷欠場によって、大谷&今成夢人から返上となったインターコンチネンタルタッグ王座は、年末恒例の風林火山タッグトーナメントに懸けられることになった。

準決勝で北村彰基&馬場拓海を下した橋本&牙城、田中将斗&ヤス久保田を下したハートリー・ジャクソン&松永準也がそれぞれ決勝に勝ち上がり、新人の松永もジャクソンのアシストを受けながら食らいついたが、最後は橋本がチョークスラムを連発。松永を沈めて優勝を決めた。

これによってZERO1に存在する、世界ヘビー級王座、ジュニア二冠王座、インターコンチネンタルタッグ王座の3つのタイトルは、すべてが外部に流出する形に。団体の象徴でもある大谷が欠場を続ける中、リング上は極めて危機的な状況に陥っていると言っていい。

大会終了後にはクボタブラザーズが「ZERO1ファンのみなさん、すいませんでした! このリングはガンプロでもマーベラスでもBASARAでもA-TEAMでもねえんだよ! ここまでコケにされて黙ってるオレたちじゃねえ」とベルト奪還をアピールし、来年の1・1後楽園でタイトル挑戦が決定となった。

来年4月には延期となっていた両国国技館大会が控える中、鳴り響き続ける非常ベルを止めることができるか?




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