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2021-11-20

第1回「トップ・オブ・ザ・スーパージュニア」を越中詩郎が制覇!【週刊プロレス】

優勝賞金100万円の小切手を手にした越中詩郎

 新日本プロレス「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」の記念すべき第1回は「トップ・オブ・ザ・スーパージュニア」の名称で開催。前年、ジャパンプロレス勢が新日本プロレスに復帰。UWF勢も“新生”旗揚げ前ということでエントリーしていた。

 出場選手は越中詩郎、山田恵一、後藤達俊、船木優治、髙田延彦、山崎一夫、馳浩、小林邦昭、ヒロ斉藤、保永昇男、オーエン・ハート、トニー・セント・クレアー。

 大本命と目されていた髙田が決勝進出を逃し、1988年2月7日の札幌大会における優勝決定戦はスーパーエリートの馳と、苦渋をナメて今日の地位を築いた越中が雌雄を決した。

 越中がアクシデントで手放したIWGPジュニアのベルトは馳の腰に巻かれている状況。公式戦は馳のノーザンライト・スープレックスで落としており、絶対に連敗が許されない相手だった。

 猛攻を見せてきた馳に攻めさせて、越中は得意の耐えるプロレスを展開。最後はドラゴン・スープレックス・ホールドで熱戦を制し、スーパージュニア初の覇者となった。

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