close

2021-12-17

“長州力顔面蹴撃”3日前…調整不足の前田日明が現役最後のアントニオ猪木戦【週刊プロレス】

前田日明がアントニオ猪木の攻防

 1987年11月16日、新日本プロレス仙台大会の「ジャパンカップ争奪タッグリーグ戦」公式戦で、前田日明&スーパー・ストロング・マシン組がアントニオ猪木&ディック・マードック組に敗れた。

 前田と猪木は4日前の宜野湾大会で復帰。前田は胸の肉がげっそりと削げ落ち、腹回りがダブついていた。腰痛が完治せぬままの見切り発車で調整不足は明らかだ。一方の猪木も「ブラジルで目の心霊手術を受けてきた」影響で精彩がない。

 両雄の絡みは戦前の期待を大きく裏切り、体調不良を必死にカモフラージュすることに終始。試合は大暴れを見せたマードックが健闘したマシンを垂直落下式ブレーンバスター一撃で仕留めた。

 試合後の前田はぶ然とした表情で控室へ。結果的にこの日が現役最後の猪木戦となってしまった…。

プレミアムは加入月0円! 週プロバックナンバー1000冊以上配信中!!

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事