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2022-01-12

ジャンボ鶴田がブルーザー・ブロディにフォール勝ち! ジャイアント馬場以来日本人2人目の快挙【週刊プロレス】

頭を抱えるブルーザー・ブロディと左腕を突き上げるジャンボ鶴田

 1988年4月19日、全日本プロレス仙台大会でジャンボ鶴田がブルーザー・ブロディに勝って、インターナショナルヘビー級王座を奪取。第18代王者となった。

 当時、ブロディは30回近くも来日していながら、完全なフォール負けを喫した相手はジャイアント馬場のみ。1本勝負に限れば、1981年4月23日、大阪大会における第9回チャンピオン・カーニバルの決勝で、フライング・ボディーシザース・ドロップで3カウントを奪われているだけだ。

 新日本プロレスではアントニオ猪木も藤波辰巳(当時)もフォール勝ちはできなかった。鶴田も1983年8月31日の蔵前大会でインター王座初戴冠を成し遂げた際もリングアウト勝ちがやっと。しかし、この日は20分34秒、雪崩式ブレーンバスター、バックドロップからの片エビ固めでピンフォール勝ちを収めてみせた。

 試合後、鶴田はリング上で喜びを爆発。5年前にインター王座を初戴冠した時と同じように正規軍の面々に肩車されて祝福された。

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