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2022-01-23

拳王「船木誠勝さんが共感してくれた。金剛はこれから世界のプロレス界の頂点目指す」秒殺でGHCナショナル王座から陥落するもコメント【週刊プロレス】

GHCナショナル王者の船木誠勝と拳王が握手

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 22日、NOAH大阪大会のメインイベントでGHCナショナル王者の拳王が船木誠勝の挑戦を受けた。

 試合は一瞬の隙が命取りになるようなヒリついた展開。打撃で優位に立った拳王だったが、浴びせ蹴りを食らうと失速。そのまま一気にたたみ掛けられ、3分58秒、スリーパーホールドで沈んだ。

 試合後、船木はなんと拳王率いる金剛入りを宣言。拳王は一時は船木の手を振り払い、にらみつけたが、あらためて自身から握手を求めた。船木はリングに集まってきた金剛のメンバーとも握手。最後はGHCヘビー級王者の中嶋勝彦とも握手を交わし、征矢学&タダスケ&仁王&亜烈破とともに7人で集合写真を撮った。

 バックステージで拳王は「試合には完敗だったけどな、見てみろよ。オレたち金剛と、歩みをともにする男、プロレス界で最強の男、船木誠勝だ! オレたちの強い信念に共感してくれて、船木さんが今日、金剛に入ってくれた。船木さん、これからよろしくお願いします」と語った。さらに、言葉は続く。

「プロレス界で最強の男・船木さんがオレたちが一番刺激がある(と認め)、オレと中嶋の試合を見て、共感してくれたんだ。オレたち金剛はNOAHだけじゃねぇぞ、プロレス界でな、てっぺん目指してんだ。その熱い心、強い信念に、プロレス界最強の男、船木さんが共感してくれたんだ。船木さんがこれから歩みを共にするんだ。てっぺん、目指せるだろ! これからはオレたち金剛、プロレス界、日本のプロレス界、いや、世界のプロレス界の頂点目指してやってくからな! テメーら、クソヤローども、これからはオレたち金剛に、ついてこい」

 拳王は新日本1・8横浜アリーナ大会でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとの対抗戦に敗れた後、ノーコメントだったことを批判されていた。この日は秒殺でGHCナショナル王座から陥落したものの、バックステージで力強くプロレス界の頂点取りを宣言。NOAH1・27後楽園ではさっそく中嶋&拳王&船木という超強力トリオを結成し、船木が金剛入りの前まで所属していたM'sアライアンスの丸藤正道&田中将斗&望月成晃と激突。赤いベルトを失っても、金剛のリーダーとしてのカリスマ性はよりいっそう高まるばかりだ。
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