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2022-02-01

「東日本」「⻄日本」という枠組みを外し、全日本大学アメリカンフットボール選手権が新方式に

2022 年のトーナメント表

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日本学生アメリカンフットボール協会は1月29日の理事会で、全日本大学アメリカンフットボール選手権の大会方式を下記の通り変更することを決定した。従来の「東日本」、「⻄日本」という枠組みを取り外し、全国8つの学生連盟から代表1校ずつの計8校が本大会に出場してトーナメントで争う。まず2022、23年の2年間実施し、24年以降については新方式を継続するか、別方式に変更するか、継続して検討する。 

日本学生アメリカンフットボール協会は選手権に関する検討を2019年から本格的に行ってきた。「全日本大学選手権ワーキンググループ」(座⻑:廣田慶副理事⻑)を立ち上げて、「学生アメフトの『安全』を最優先とすること」、「『ファン目線』と『競技者目線』を意識した枠組みとすること」を念頭に議論を重ねた。今回の方式変更に限らず、少子化の流れの中てで、どのように各地区で競技を発展させていくか、引き続いての課題として取り組む。 

2022年からの全日本大学選手権の方式 

1. 全国8学連から各1校が出場する。

2. まず2年実施する。3年目(2024年)以降も継続するか、別方式に変更するかは新方式を実施しながら検討していく 

3.1回戦勝者が2回戦に勝利した場合でも、準決勝の開催地と日程は変更しない 

4. 勝ち上がり地区が翌年度の当該ラウンド開催権を持つ(例:1回戦勝利地区は翌年の1回戦の開催権を持つ)。ただし、準決勝は関東、関⻄以外での開催とする 

5. 2回戦、準決勝においては、下のラウンドから勝ち上がってきたチームが勝利した場合、翌年度は勝利チームの所属する地区が、敗北したチームの所属する地区とトーナメント表の場所を入れ替わる(以下「勝ち上がり、負け下がり」という)。この場合、トーナメント表の左右の入れ替えは行わない 

6.「勝ち上がり、負け下がり」が発生しなかった場合、翌年度は2回戦のシード地区(2022年は東海と九州)がトーナメント表の場所を入れ替える

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