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2022-02-28

ジャイアント馬場さんがキャデラックを乗り続けた理由は…【週刊プロレス昔話】

ハワイでキャデラックに乗るジャイアント馬場さん

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 ジャイアント馬場さんの愛車と言えばキャデラック。馬場さんがキャデラックを乗るようになったのは、親友である“人間発電所”ブルーノ・サンマルチノからプレゼントされてからだった。

 サンマルチノは全日本プロレスに来日した際、馬場が窮屈そうに国産車に乗っているのを見て「帰国したらオレの車を送ってやる」と約束。馬場は「どうせ乗り尽くした古い車でもくれるんだろう」と思っていたところ、ペンシルベニア州から届いたのは新車同然のキャデラック。しかも、何千ドルもかかる輸送費もサンマルチノが支払っていた。

 2人はまだ駆け出し時代だった1961年にニューヨークで知り合って以来、国境を越えた親交が続いていた。馬場さんが同じ色、同じ型のキャデラックをずっと乗っていたのは、サンマルチノとの友情がいっぱい詰まっていたからなのである。

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