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2022-03-01

新日本とソ連国家スポーツ委員会が協定調印! 未知の強豪たちが公開スパーでヴェールを脱いだ…【週刊プロレス昔話】

調印式の出席者たち

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 1989年2月11日、都内・テレビ朝日・六本木センターにて、新日本プロレスとソ連国家スポーツ委員会との間でプロレスリングの試合出場に関する契約が締結され、正式調印の運びとなった。

 ソ連から来日したのは3選手。サルマン・ハシミコフ、ビクトル・ザンギエフ、ウラジミル・ベルコビッチ。さっそく会見場に設置されたリングで公開スパーリングをおこなった。

 5分間のエキシビションマッチに出場したのはハシミコフとザンギエフ。マットやロープの硬さを肌で味わい、ハシミコフは世界選手権V4という超一流のアマレスラーとして凄味、強さの片鱗を見せた。

 このセレモニーには米国代表のビッグバン・ベイダーもブラッド・レイガンズも駆けつけた。新日本勢のアントニオ猪木、坂口征二、長州力、マサ斎藤、馳浩も公開スパーを見て、兜の緒を締めた様子。歴史的な闘いの火ぶたが切って落とされようとしていた。

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