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2022-02-23

藤田和之「NOAHを救う!」GHCヘビー挑戦へ直撃インタビュー【週刊プロレス】

藤田和之

 NOAH2・23名古屋大会で中嶋のGHCヘビー級王座への挑戦が決まった藤田和之。21日の調印式で現在の心境を語っていたが、それ以前はタイトルマッチに向けて多くの言葉を語っていない。そこで直撃インタビューを敢行。シンプルながらもGHCヘビー級王座への思いが伝わってきた。

――なぜGHCヘビー級王座に挑戦を表明したのですか?

藤田 NOAHを救うため。

――その真意は何でしょうか?

藤田 NOAHを救う一心で。

――1・16仙台で挑戦表明をしましたが、あのタイミングを狙っていましたか?

藤田 タイミングとかじゃないです。とにかくNOAHを救ってベルトを取るために。最初からずっとあのベルトを取るためにNOAHに上がってきたので。

――それだけGHCヘビー級王座は魅力的ということですか?

藤田 魅力とかじゃないです。NOAHを救いたいだけです。

――同王座に対して、どんな思いがありますか?

藤田 とにかくGHCヘビー級のベルトがほしい。

――いつ頃からそういう思いがありましたか?

藤田 ずっと昔からほしくてほしくてしょうがなかったです。決してお金のためではないです。

――なぜGHCヘビー級王座がほしいのですか?

藤田 NOAHを救うため。

――過去のGHCヘビー級選手権を見たことはありますか?

藤田 そんなの見たことない。でも、GHCヘビー級王座がほしくて、このリングに上がりました。

――2020年3月、潮崎豪選手のGHCヘビー級王座に挑戦しています。

藤田 その時は取れなかった。オレが取れなかったから、NOAHを救えなかった。

――ずっと再挑戦を狙っていたのですか?

藤田 ずっと狙っていました。取りたかった。

――現王者の中嶋勝彦選手について、どんな印象を持っていますか?

藤田 ちびっ子ですよ。

――中嶋選手についてはいつ頃から視界に入っていましたか?

藤田 向こうはベルトに挑戦してほしいんでしょ。
――これまでの中嶋選手の活躍はご存知ですか?

藤田 知らない。

――中嶋選手の師匠は佐々木健介さんで藤田選手とも関わり合いが…。

藤田 知らない。そんなの関係ない。どうでもいい。ベルトがほしくて、このリングに上がったので。

――試合を通して、中嶋選手にどんなことを伝えたいですか?

藤田 対戦する相手にそんなのいる? 何もない。向こうは向こうで習って経験してきたんでしょ。ベルトを守るのが向こうの使命で、ベルトを取るのがオレの使命。オレはベルトを取りにいくだけだから。

――チャンピオンは誰でもいいと?

藤田 とにかくベルトがほしい。それだけ。

――NOAHに参戦して2年5カ月。このリングに対して、どんな印象を持っていますか?

藤田 素晴らしい。

――どういう部分から感じますか?

藤田 全部、素晴らしい。

――あまり多くを語らないのでしょうか?

藤田 全部、ひと言で済むような話ですから。シンプルに考えて、やっていくだけですね。

――今回、ベルトを取ったら、どんなチャンピオンになりますか?

藤田 まだ取ってないので、取ったら考えます。

――2・23名古屋のタイトルマッチはどういう試合にしようと考えていますか?

藤田 3カウント、ギブアップ、それかノックアウト。早く終わらせたいですね。それに尽きると思います。

――2020年3月の潮崎戦は57分47秒のロングマッチとなりました。

藤田 長かったですね。立ってるだけじゃダメなんだなとわかりました。

――今回はその反省を生かすと?

藤田 時間じゃない。できるだけ早く終わらせたいです。

――「NOAHを救う」という発言は現在の選手たちに足りないものがあるということですか?

藤田 答えなんか教えませんよ。みんな何でもかんでもペラペラしゃべってるのを聞くけど、答えを1から10までしゃべるんじゃなくて、考えさせないと気づけないでしょ。

――試合を通して教えると?

藤田 わからなかったら、わからなくていいです。NOAHが2回潰れた理由もそこにあるんじゃないの。今、どこの団体のプロレスを見たって、もう(自分の言う)答えがあるところはないよね。

――そのあたりの気持ちが「NOAHを救う」という発言につながっているのでしょうか?

藤田 そこまで考えてない。気がつかなかったら、また潰れるんじゃないの。別にオレの団体じゃないし。オレはGHCヘビー級のベルトがほしいから出てるだけだから。

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週刊プロレスNo.2168(2022年3月9日号/2月22日発売) | 週刊プロレス powered by BASE

今週号の表紙は2年ぶり新日本雪の札幌決戦のトリを飾ったIWGP世界ヘビー戦、オカダ・カズチカvs内藤哲也です。札幌ビッグマッチ2連戦はほかにもSANADAが棚橋弘至を破りIWGP-US王座奪取、田口&ワトが悲願の第69代IWGPジュニアタッグ王者になるなど盛りだくさんの内容。巻頭カラーから詳報します。注目企画は本誌読者&モバイルユーザー投票で決まる「プロレスグランプリ」で昨年から新設された「ベストユニット賞」を受賞したコズミック・エンジェルズを大特集。中野たむ、白川未奈、ウナギ・サヤカ、月山和香のメンバー4人をそれぞれ違う形でクローズアップ。12ページの大特集でベストユニットの魅力に迫ります。NOAHは2・23名古屋でGHCヘビー級王者・中嶋勝彦に挑戦が決まっている藤田和之を直撃。インタビューでは王座奪取して「NOAHを救う」と繰り返す藤田のここまでのNOAHの闘いを振り返ります。また、大日本「一騎当千」は関本大介が初優勝。優勝戦がおこなわれた後楽園をリポート。企画ものは「AEW通信」で日本人女子選手の活躍を特集。不定期連載「FREE TALK free TIME」は木高イサミが登場。また、初の自主興行開催直前の藤本つかさが見所を語ります。そのほかスターダム千葉、全日本・保土ヶ谷、ドラゲー福岡、DDT新宿、大日本・後楽園など掲載。【注意】発送後の返品・返金は原則不可とさせていただきます。送料は無料ですが、第三種郵便での発送となります。通常2~4日でのお届けとなります。また、事前に購入されても発売日にお届けすることは、お約束できません。ご了承ください。

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