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2022-02-24

レスリングでパリ五輪を目指すアクラム・ペールワンの親族がNOAH入団!【週刊プロレス】

アビッド・ハルーン

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 24日午後6時より都内・千代田区のホテルメトロポリタン エドモントにてNOAHが会見をおこない、アビッド・ハルーンの入団を発表した。

 アビッドは1999年8月17日生まれ22歳。パキスタン・イスラム共和国パンジャーブ州ラホール出身。アントニオ猪木と激闘を繰り広げたアクラム・ペールワンの親族。2014年に猪木がパキスタンを訪問した際、恩讐を超えてペールワン一族と邂逅を果たし、猪木の支援を受け、日本に留学。

 来日するまで格闘技の経験はなかったが、来日後の1年間は日体大荏原高校で柔道を、日体大柏高校時代はレスリングのトレーニングを積み、フリースタイルでメキメキと頭角を現す。2019年にはアジア・ジュニア選手権97kg級5位、2021年にはレスリング全日本大学選手権125kg級で準優勝。2021年の東京オリンピックにはパキスタン代表として1996年のアトランタ大会以来の本戦出場を目指すも、アジア予選で惜敗した。

 現在は日本体育大学レスリング部で研鑽を積んでおり、今後はプロレスのトレーニングも取り入れ、2024年のパリ五輪にパキスタン代表としての出場を目指している。プロレス入りについては、パリ五輪終了後あらためて道場に入門、プロデビューを目指す予定。身長は182cm。

 駐日パキスタン特命全権大使のイムティアズ・アハマド氏はアビッドのNOAH入門について以下のコメントを発表。

「ハルーン・アビッド氏は、現在日本体育大学で学んでいるパキスタン国民です。体育学とスポーツ科学の探究に加えて、レスリングのトレーニングを重ねています。

 ハルーン・アビッド氏は、日本で高名なレスラー アントニオ猪木氏のサポートによって来日し、日本において質の高いトレーニングを受け、さまざまなレスリングの大会に出場してメダルを獲得しました。

 彼はレスリングに秀で、パリ2024オリンピックを含む将来の主要な大会に出場するために、一生懸命トレーニングを重ねています。駐日パキスタン大使館は彼の努力を全面的に支持し、彼の成功を祈っています」

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