1989年1月15日(現地時間)、プエルトリコのカグアスにて、佐々木健介&ミスター・ポーゴがホセ・ペレス&ダニエル・カステロの“カリビアン・エキスプレス”を破って、WCW認定カリビアンタッグ王座を奪取した。健介は現地に入ってわずか10日目での快挙。
健介はプエルトリコで武蔵坊弁慶に似た“僧兵”スタイルでリングに登場。白い頭巾を取ると、顔には不気味な隈取り。前年夏まで活躍していたスーパー・ニンジャ(武藤敬司)&ケンドー・ナガサキ&ポーゴの“ニンジャ・エキスプレス”に代わる“ニュー・ニンジャ・エキスプレス”として、プエルトリコで暴れまくっているのだ。
2月11&12日と健介はリッキー・サンタナのシングル王座にも挑戦。11日には反則負けを喫したが、12日にはピンフォール勝ち。しかし、サンタナ側からクレームがついて、判定がひっくり返りベルト奪取には至らなかった。