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2022-03-11

全日本の三冠統一戦はまたも消化不良…ジャンボ鶴田に「帰れ」コール! 暴動寸前の大騒ぎ!!【週刊プロレス昔話】

場外でやり合うジャンボ鶴田とスタン・ハンセン

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1989年4月16日、全日本プロレス後楽園大会で暴動寸前の大騒ぎが起こった。

 試合はインターナショナルヘビー級王者のジャンボ鶴田とPWFヘビー&UNヘビー級王者のスタン・ハンセンによる三冠統一戦。場外戦となり、リングサイドのイスをグチャグチャにしてもつれ合う2人。場内は「リング内で決着を!」と言わんばかりの「戻れ! 戻れ!!」の大合唱である。

 過去の鶴田vsハンセンは不透明決着を繰り返していた。場内は「またか…」という雰囲気。通常ならば10カウントが入ってしかるべき場面だったが、ジョー樋口レフェリーも何とかリングインさせようと必死だ。

 ところが、やはりどうにも事態が収拾できないと判断したのだろう。ノーコンテスト裁定を下した。

 試合後、リングにビール缶、弁当の空箱、ビールの紙コップなどの物が投げ込まれる中、鶴田はマイクで「4月18日(の大田区大会)には絶対に決着をつけるぞ!」と叫んだ。観客は「帰れ」コール。温厚なファンが多いことで知られる全日本の会場で一歩間違えば、暴動というムードさえ漂っていた。

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週刊プロレスNo.2170(2022年3月23日号/3月9日発売) | 週刊プロレス powered by BASE

今週号の表紙は新日本「旗揚げ記念日」日本武道館大会で豪華歴代エーストリオを結成した藤波&オカダ&棚橋です。50周年の大きな節目を記念した大会は歴史を作ってきたレジェンドOBが集結したセレモニーほか見所満載。翌日の「NEW JAPAN CUP」開幕戦、オカダvsデスペ―ラードほか1回戦とあわせて、武道館2連戦を詳報します。ドラゴンゲートは毎年この時期恒例「CHAMPION GATE」大阪2連戦を開催。2大会で4つのタイトルマッチがおこなわれ、締めはドリームゲート王者のKAIが清水を下してV2。土井&箕浦&石田の新ユニット名が「GOLD CLASS」に決まった後楽園とあわせて3大会をリポート。春のビッグマッチを前にDDTと東京女子の前哨戦で動きあり。KO-D無差別王座次期挑戦者の遠藤哲哉が王者・竹下幸之介にフォール勝ち。デビュー以来初の王座挑戦となる荒井優希は王者・伊藤麻希に敗れて暗雲。それぞれ両国ビッグマッチが注目されます。ZERO1も両国ビッグマッチを前に後楽園大会を開催。世界ヘビー級王座を持つ外敵王者・杉浦貴は菅原拓也を下すと、次期挑戦者にZERO1の象徴・大谷晋二郎が名乗り。両国へ向けて動きが一気に加速。そのほかNOAH横浜、スターダム高石、大日本・後楽園、LIDET-UWF新宿、アイスリボン新木場、JTO後楽園など掲載。【注意】発送後の返品・返金は原則不可とさせていただきます。送料は無料ですが、第三種郵便での発送となります。通常2~4日でのお届けとなります。また、事前に購入されても発売日にお届けすることは、お約束できません。ご了承ください。

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